中央東線

2020年10月14日 (水)

中央線貨物列車の基礎知識2020・下り編

毎年恒例『中央線貨物列車の基礎知識』について各列車の様子をご紹介いたします。列車番号で81列車から8097列車まで最速95Km/hの高速列車、5461列車から8461列車は最速75Km/hの専用列車です。

81列車 根岸→竜王

 根岸から竜王へのオイル輸送列車で最速75Km/hの専用貨物時代(タキ1000登場以前の日石所有タンク車が入っていた頃から)から続く竜王向けのメイン列車です。中央東線のオイル輸送列車というとタキ1000・43000クラスは積車で最長17両になりますが、この列車も法則通り最長17両編成になり、A重油の積載車も常に連結され、機関車は高崎のEH200が通しで担当します。

83列車 根岸→竜王 

 81列車と同様に根岸〜竜王のオイル輸送と山梨県内で唯一JR貨物のコンテナ扱い駅でもある竜王着のコンテナ車と二つの役割を持つ列車です。コンテナ車はコキ5500の頃から梶ヶ谷タ発で運行されましたが、H29.3ダイヤ改正からリニア残土輸送を開始した影響から東京タ発にシフトされ、後述する2083列車の一部が乗る形でグレー塗色のコキ106、コキ107が専属で入ります。タンク車について見ると以前は冬場以外、連結しない事が多かったものの、近年は元売の経営統合の影響も手伝ってかウィークデーで見ると初夏〜夏場の一時期を除いて常に連結する格好です。基本的な編成はコンテナ車4両(沿線の白州にミネラルウォーターや清涼飲料水の工場がある事から需要が高まる夏場は5両に増結されたものの、H30.3以降は東京タ発に移行して南松本・北長野行きの兼ね合いから中止しました)、タンク車12両で繁忙期には13両に増結される事があります。こちらも81列車同様、根岸〜竜王とEH200が通しで担当します。

85列車 根岸→八王子

 根岸〜八王子でオイルターミナル(OT)基地向けの専用列車は3本設定され、こちらは青いタキ43000が担当していた頃の扇町発着列車(三菱石油のほか、末広町発のキグナス、浜川崎発の昭和シェルがお馴染みでした)がルーツでH21.3改正にて高速化された列車です。八王子向けはガソリン、灯油・軽油積載車だけの組成で概ね14両で連結されますが、冬場の需要/繁忙期などの増送があると最長16両になります。

87列車 根岸→八王子

 八王子のオイルターミナル基地向けの列車で根岸発着はOT専用列車由来の列車が多いですが、こちらはH26.3改正で新設の列車です。他の2列車同様、タキ1000オンリーの編成で高崎のEH200(H30.3改正以前は新鶴見区のEF210)が牽引を担当し、根岸〜八王子の2往復目の往路に当たります。

89列車 隅田川→北長野

 隅田川から北長野行きのコンテナ列車。長野県内のコンテナ扱い駅である北長野、南松本の両駅向けの他、隅田川〜東京タのシャトル列車の輸送力を補う形で越谷タ着も連結されます。中央東線のコンテナ列車では3往復設定され、H29.3改正以降はこの列車だけコキ104が入ります。

2081列車 千葉貨物→南松本

 南松本向けのオイル輸送列車では唯一京葉臨海(浜五井)発の列車で顔ぶれもタキ1000オンリーです。元々はH11年4月に浮島町〜篠ノ井の列車と浜五井〜倉賀野の列車を交換する形で設定後、H20.3改正で高速化され、浜五井に配備されたタキ1000が常に入るもH23.3発生の東日本大震災にて発地であるコスモ石油の製油所が被災したため、半年間は運休となり、復旧後は直前に廃止された浜川崎の東亜石油(旧昭和シェル)から移動したナンバーにメンバーチェンジ。オリジナルは平成19年新製の浜五井常備車を含むJOT生え抜き車ばかりでしたが、再開後はオイルターミナルからの移籍車が多く、生え抜きでは米軍用第一陣の直前にあたる883〜890番のグループ(現在883〜887はオイルターミナルへ移籍)など少なかったものの、四日市地区や根岸の配備車との交換や本輪西からの転属車含めて近年はややこちらの方も目立つようになりました。牽引のEH200では対に当たる2080列車とペアで南流山以南の武蔵野線と京葉線内に唯一入るブルーサンダーとして注目される存在です。

2083列車 東京タ→南松本

 中央東線を走る長野方面行きのコンテナ列車で89列車は隅田川発ですが、こちらは東京タ発の列車に当たります。着地の南松本の他、北長野(南松本で名古屋タからの83列車に継送)、竜王(梶ヶ谷タで前述の83列車に継送)着と連結されます。梶ヶ谷タ以遠は13両編成になりますが、この時点では南松本行き11両となり、南松本着は一般8両、後3両はトランスシティの20フィートコンテナ(TOMYTECトレーラーコレクションver.8でモデル化されたものです)が各車2個積まれ(積コンのため)、H31.3改正からは北長野行きが編成の前2両から後2両に変わりました。

2085列車 根岸→坂城

 根岸からのオイル輸送列車では各地への高速列車が設定され、坂城向けはこの列車に当たります。ルーツはH10.10改正で設定された臨時列車でこちらは積車(8461列車)が専用列車、空車(8090列車)が高速列車と先立って存在した岡部、神立向けの列車と勾配線区も手伝って逆のベクトルを取り、H14.3改正から漸く往復とも高速化されて現在に至っております。牽引のEH200はH30.3改正以降は根岸〜八王子2往復をこなした後の担当です。

8097列車 根岸→八王子

 根岸〜八王子のオイル輸送列車では先の85列車同様、オイルターミナルのタキ43000が運用されていた頃からの由緒ある列車で現在の85〜84列車と同じくH21.3改正から高速化されました。他2列車同様14両編成が中心ですが、輸送量によっての長短が見られるものの、近年は87〜86列車や8461〜8460列車の輸送が設定されたためでしょうか季節問わず時期によって運休する日が以前より多くなり、HD300の昼寝も今年3月までは南群線が定位置でしたが、八高線の1番線東側に変わって状況が掴めなくなり、10〜12時頃にOT基地にタキ1000の編成が在線していれば運転がある証拠です。牽引は全区間高崎のEH200(H30.3改正まで新鶴見のEF210)が担当し、根岸〜八王子の1往復目の往路がこの列車です。

5461列車 川崎貨物→南松本

 中央東線のオイル専用列車では唯一の京浜地区発南松本行きの列車にあたり、この列車番号というと民営化当初はタキ35000・45000と長野行きのタキ25000(LPガス専用車)&モービルのタキ45000を連ねた浮島町〜篠ノ井のエッソ油槽所向けの列車を思い出しますが、更にこの10数年前は現在と同じく塩浜操(現・川崎貨物)〜南松本のオイル専用列車(エッソ・モービルのタキ45000が有名)でH29.3改正にて5467列車から改まりました。編成は浮島町発のOTタンク車が中心で倉賀野向けの8099〜8098列車、郡山向けの8073〜8072列車(H29.3改正以前の1075〜1074列車)などと同じく旧矢羽根色のタキ1000-693〜752(川崎貨物常備)が良く入り、東燃ゼネラルのENEOS吸収や出光と昭和シェルの経営統合の影響から根岸発の連結が中止された代わりに昨年3月ダイヤ改正からは京葉臨海の北袖発も四日市地区発の輸送分をシフトする形で入るようになり、倉賀野向けの8877〜8876列車と同様タキ43000(43t、44t積みとも)、タキ1000(令和一発目のグループも入ります)と連結するようになりました。また、東海地区の全検出場車は浮島町発と北袖発の間へ挿む形で連結されます。

5463列車 根岸→坂城

 根岸〜坂城のオイル専用列車の2本目で前述の2085〜2084列車と編成内容では差がありませんが、冬場などにA重油積載のタキ43000やタキ44000(根岸ではほぼ見られなくなりましたが………)、灯油・軽油積載のタキ43000(44t積みの243000番代)を混結するためと言われていますが、根岸の配備車の大半がタキ1000になった今となっては有名無実となりました。篠ノ井で仕業番号が変わりますが、根岸から通しでEH200が担当します。

8461列車 川崎貨物→八王子

 八王子のオイルターミナル基地では唯一、川崎貨物発という存在から長らく浮島町発は冬季限定のスポットでしか見られませんでしたが、今年の9月からメインに昇格し、以前から存在する千葉貨物発5972列車から継送した浜五井発と根岸発5692列車から継送した根岸発(こちらは今年9月からサブに降格)で組成されています。浜五井発ではOTのタキ43000、タキ1000の他、倉賀野向けの8883〜8884列車にも連結されるJOTタキ43000(黒塗りの43t積み、44t積み車と、ごく稀に2081〜2080列車でも連結されるタキ1000)も入り、浮島町発は浜五井発同様、OTのタキ43000(43t積み車、44t積み車とも)、タキ1000両形式で時には旧矢羽根色の川崎貨物常備車も混じります。編成順序は今年9月時点で機関車+(根岸発)+浮島町発+浜五井発の順です。牽引機は八王子発着でH30.3改正以降、唯一の存在となったEF210(新鶴見所属)の担当です。

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中央線貨物列車の基礎知識2020・上り編

 昨年ご紹介した分のマイナーチェンジ版ではございますが、各列車の様子をご紹介いたします。下り編に続き、上り編は対になる事が多く、文面も多少、端折る面も見られますが、両方合わせてご覧いただければ様子も把握できる事請け合いです。また、80列車から8092列車は最速95Km/hの高速列車、5460列車から8460列車は最速75Km/hの専用列車です。

80列車 竜王→根岸

 竜王から根岸へのオイル返送列車でタキ1000だけで組成されています。前日の83列車で到着した分がメインで一杯の17〜18両で組まれると前から1〜5両目は81列車で着いた分が入る事がお決まりで日によって長短見られると前日の83列車の様子が何処となく感じ取れます。

82列車 竜王→根岸

 80列車と同じ竜王〜根岸のオイル返送列車ですが、83列車で到着したコンテナ車(コキ106・107)も竜王駅を2時間程でトンボ帰りし、この列車で梶ヶ谷タまで連結され、2082列車で東京タヘ戻る運用(昨年3月改正から梶ヶ谷タ取卸を移行)を組んでいます。タキ1000は83列車到着分があると81列車到着分の中で12両はこの列車に乗せる形を取っております。また、昨年3月のダイヤ改正から八王子の着発が30分ほど遅くなり、前身の5280列車時代と重なる時間帯になりました。

84列車 八王子→根岸

 八王子〜根岸のオイル返送列車の一本で85列車で到着した分の対に当たります。87列車で到着した分と入れ替わりにオイルターミナルの基地から引き出され、牽引の機関車も87列車で到着した高崎のEH200(根岸〜八王子の2往復目)が担当します。

86列車 八王子→根岸

 84列車と後述の8092列車と同じ八王子〜根岸のオイル返送列車です。列車番号を示す通り、前日の87列車で到着した分の返送に当たり、昨年3月ダイヤ改正から当日の夕方あたりから八王子駅の1番線の北側で控える姿が見られましたが、作業ダイヤの見直しで朝一番に到着する8461列車で着いた分と入れ替わる形で横浜線5番線の一本北隣に入るようになった為でしょうかこの姿も連休や気象状況等で運休になる時でないと見られなくなりました。

88列車 北長野→隅田川

 隅田川〜北長野の89列車と対に当たるコンテナ列車です。隅田川着の他にも北長野、南松本両駅からの越谷タ着、東京タ〜隅田川のシャトル列車の輸送力を補う越谷タ〜隅田川と連結されます。

2080列車 南松本→千葉貨物

 千葉貨物(浜五井)〜南松本のオイル専用列車である2081列車と対に当たる列車で内容は下り編に記された同列車の項を参照いただければ幸いです。牽引は全区間EH200の担当でタンク車と入れ替わりに折り返しが2081列車です。八王子駅の停車も暫く3番線停車でしたが、H29.3改正で短縮した影響で2番線停車に戻っております。

2082列車 南松本→東京タ

 南松本〜東京タのコンテナ列車で2083列車と対に当たり、下りと違って北長野発の連結はありません。トランスシティの20フィートコンテナも編成の前部が指定席の様に積まれて空送らしく概ね各車3個ずつの積載です。他にもJOTのバルクコンテナやJRF商事、DOWA運輸のUM12A、30Dコンテナと往路は89列車や中央西線の81列車辺りに積まれた20フィートコンテナも見られます。梶ヶ谷タでは前述の82列車から継送した分を連結して東京タヘ向かいます。

2084列車 坂城→根岸

 坂城〜根岸のオイル返送列車で2085列車の対に当たります。八王子駅は19:30前後の通過で3番線で折り返す快速電車特急『はちおうじ』『むさしの号』の影響から日野駅の少し南側にある待避線に停車して南武、武蔵野線へと向かいます。全区間EH200の牽引ですが、対の2085列車と違い、篠ノ井で付け替えるスタイルを取っています。

8092列車 八王子→根岸

 八王子〜根岸のオイル返送列車の一本でタンク車は8097列車で到着した分ですが、先述通りこの頃は運休が多く、お昼前にOT基地にタキ1000の姿が見えないと運転が無い事が一目瞭然です。

5460列車 南松本→川崎貨物

 南松本〜川崎貨物のオイル返送列車で大方の編成内容は5461列車と全く同じですが、5461列車同様、北袖行きの返送タンク車も連結され、編成順序は前から東海地区発の全検入場車(最近はまた東海道回りに戻って見られません)+浮島町行き+北袖行きの順です。ルートでは府中本町から武蔵野南線ではなくかつての対に当たる5467列車(=現在の5461列車)と逆に南武線経由で走ります。

5462列車 坂城→根岸

 坂城〜根岸のオイル返送列車でタキ43000の併結を考慮して最速75Km/hになっています。長らく八王子駅は3番線の入線でしたが、昨年3月のダイヤ改正から『中央ライナー』9号(高尾行き:4番線到着)に変わり、『はちおうじ』11号(八王子止まり:3番線到着)が入る影響から2番線入線に移りました。根岸発の列車を見ると近年はほぼタキ1000ばかりとなり、倉賀野行きの8777/8760列車(直行)、5160〜8763/8762〜5681列車(川崎貨物経由)、宇都宮タ行きの8571/8572列車、8569/8564列車など存在します。

8460列車 八王子→川崎貨物

 八王子〜川崎貨物のオイル返送列車で牽引機、タンク車共々8461列車と全く対に当たり、浜五井行きは5971列車、根岸行きは翌朝の5693列車へ継送され、今秋からメインに昇格した浮島町行きは三本立ての時になると中程に入ります。この列車の返送の中で時折、1〜2両川崎貨物、千葉貨物で解放され、交番検査を受けた後でそれぞれ浮島町、浜五井へ返送される例も見られます。また、今年3月ダイヤ改正から平日ダイヤでも出発がお昼近くになったためでしょうか余裕持って見られる様になり、この頃は編成内容の事もあってか気合が入っています。

 昨年の基礎知識で書いた際に不勉強だったところの加筆・修正並びにコロナ禍の影響で思う様に調査活動が出来ず不十分な面が出てしまいましたが、落ち着いた所で改めて見直して来年分に反映して参りますので今後ともご贔屓のほど宜しくお願い致します。

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2019年10月14日 (月)

中央線貨物列車の基礎知識2019〜下り編

 毎年恒例『中央線貨物列車の基礎知識』について各列車の様子をご紹介いたします。列車番号で81列車から8097列車まで最速95Km/hの高速列車、5461列車から8461列車は最速75Km/hの専用列車です。

81列車 根岸→竜王

 根岸から竜王へのオイル輸送列車で最速75Km/hの専用貨物時代(タキ1000登場以前の日石所有タンク車が入っていた頃から)から続く竜王向けのメイン列車です。中央東線のオイル輸送列車というとタキ1000・43000クラスは積車で最長17両になりますが、この列車も法則通り最長17両編成になり、A重油の積載車も常に連結され、機関車は高崎のEH200が通しで担当します。

83列車 根岸→竜王 

 81列車と同様に根岸〜竜王のオイル輸送と山梨県内で唯一JR貨物のコンテナ扱い駅でもある竜王着のコンテナ車と二つの役割を持つ列車です。コンテナ車はコキ5500の頃から梶ヶ谷タ発で運行されましたが、H29.3ダイヤ改正からリニア残土輸送を開始した影響から東京タ発にシフトされ、後述する2083列車の一部が乗る形でグレー塗色のコキ106、コキ107が専属で入ります。タンク車は81列車と違い流動的でガソリン、灯油・軽油積載車が入る事が多いものの、時期によってはA重油積載車が入り、基本的な編成はコンテナ車4両(沿線の白州にミネラルウォーターや清涼飲料水の工場がある事から需要が高まる夏場は5両に増結されたものの、最初、H30のシーズン以降も行われる筈が西日本豪雨の影響で山陽本線が寸断した影響から行われず、今シーズン(R1)も4両だった事からH30.3改正で東京タ発に切り替えてから中止した公算が高くなりました)、タンク車12両で繁忙期には13両に増結される事があります。こちらも81列車同様、根岸〜竜王とEH200が通しで担当します。

85列車 根岸→八王子

 根岸〜八王子でオイルターミナル(OT)基地向けの専用列車は3本設定され、こちらは青いタキ43000が担当していた頃の扇町発着列車(三菱石油のほか、末広町発のキグナス、浜川崎発の昭和シェルがお馴染みでした)がルーツでH21.3改正にて高速化された列車です。八王子向けはガソリン、灯油・軽油積載車だけの組成で概ね14両で連結されますが、冬場の需要/繁忙期などの増送があると最長16両になります。

87列車 根岸→八王子

 八王子のオイルターミナル基地向けの列車で根岸発着はOT専用列車由来の列車が多いですが、こちらはH26.3改正で新設の列車です。他の2列車同様、タキ1000オンリーの編成で高崎のEH200(H30.3改正以前は新鶴見区のEF210)が牽引を担当し、根岸〜八王子の2往復目の往路に当たります。

89列車 隅田川→北長野

 隅田川から北長野行きのコンテナ列車。長野県内のコンテナ扱い駅である北長野、南松本の両駅向けの他、隅田川〜東京タのシャトル列車の輸送力を補う形で越谷タ着も連結されます。中央東線のコンテナ列車では3往復設定され、H29.3改正以降はこの列車だけコキ104が入ります。

2081列車 千葉貨物→南松本

 南松本向けのオイル輸送列車では唯一京葉臨海(浜五井)発の列車で顔ぶれもタキ1000オンリーです。元々はH11年4月に浮島町〜篠ノ井の列車と浜五井〜倉賀野の列車を交換する形で設定後、H20.3改正で高速化され、浜五井に配備されたタキ1000が常に入るもH23.3発生の東日本大震災にて発地であるコスモ石油の製油所が被災したため、半年間は運休となり、復旧後は直前に廃止された浜川崎の東亜石油(旧昭和シェル)から移動したナンバーにメンバーチェンジ。オリジナルは平成19年新製の浜五井常備車を含むJOT生え抜き車ばかりでしたが、再開後はオイルターミナルからの移籍車が多く、生え抜きでは米軍用第一陣の直前にあたる883〜890番のグループ(現在883〜887はオイルターミナルへ移籍)など少なかったものの、四日市地区や根岸の配備車との交換や本輪西からの転属車含めて近年はややこちらの方も目立つようになりました。牽引のEH200では対に当たる2080列車とペアで南流山以南の武蔵野線と京葉線内に唯一入るブルーサンダーとして注目される存在です。

2083列車 東京タ→南松本

 中央東線を走る長野方面行きのコンテナ列車で89列車は隅田川発ですが、こちらは東京タ発の列車に当たります。着地の南松本の他、北長野(南松本で名古屋タからの83列車に継送)、竜王(梶ヶ谷タで前述の83列車に継送)、梶ヶ谷タ着と連結されます。梶ヶ谷タ以遠は13両編成になりますが、この時点では南松本行き11両となり、南松本着は一般8両、後3両はトランスシティの20フィートコンテナ(TOMYTECトレーラーコレクションver.8でモデル化されたものです)が各車2個積まれ(積コンのため)、H31.3改正からは北長野行きが編成の前2両から後2両に変わりました。

2085列車 根岸→坂城

 根岸からのオイル輸送列車では各地への高速列車が設定され、坂城向けはこの列車に当たります。ルーツはH10.10改正で設定された臨時列車でこちらは積車(8461列車)が専用列車、空車(8090列車)が高速列車と先立って存在した岡部、神立向けの列車と勾配線区も手伝って逆のベクトルを取り、H14.3改正から漸く往復とも高速化されて現在に至っております。牽引のEH200はH30.3改正以降は根岸〜八王子2往復をこなした後の担当です。

8097列車 根岸→八王子

 根岸〜八王子のオイル輸送列車では先の85列車同様、オイルターミナルのタキ43000が運用されていた頃からの由緒ある列車で現在の85〜84列車と同じくH21.3改正から高速化されました。他2列車同様14両編成が中心ですが、輸送量によっての長短が見られるものの、近年は87〜86列車や8461〜8460列車の輸送が設定されたためでしょうか季節問わず時期によって運休する日が以前より多くなり、お立ち寄りの際に「南群線でHD300が昼寝している」のくだりが見られましたら当日は運休という事です。牽引は全区間高崎のEH200(H30.3改正まで新鶴見のEF210)が担当し、根岸〜八王子の1往復目の往路がこの列車です。

5461列車 川崎貨物→南松本

 中央東線のオイル専用列車では唯一の京浜地区発南松本行きの列車にあたり、この列車番号というと民営化当初はタキ35000・45000と長野行きのタキ25000(LPガス専用車)&モービルのタキ45000を連ねた浮島町〜篠ノ井のエッソ油槽所向けの列車を思い出しますが、更にこの10数年前は現在と同じく塩浜操(現・川崎貨物)〜南松本のオイル専用列車(エッソ・モービルのタキ45000が有名)でH29.3改正にて5467列車から改まりました。編成は浮島町発のOTタンク車が中心で倉賀野向けの8099〜8098列車、郡山向けの8073〜8072列車(H29.3改正以前の1075〜1074列車)などと同じく旧矢羽根色のタキ1000-693〜752(川崎貨物常備)が良く入り、東燃ゼネラルのENEOS吸収や出光と昭和シェルの経営統合の影響から根岸発の連結が中止された代わりに今年の3月ダイヤ改正からは京葉臨海の北袖発も四日市地区発の輸送分をシフトする形で入るようになり、倉賀野向けの8877〜8876列車と同様タキ43000(43t、44t積みとも)、タキ1000(令和一発目のグループも入ります)と連結するようになりました。また、東海地区の全検出場車は浮島町発と北袖発の間へ挿む形で連結されます。

5463列車 根岸→坂城

 根岸〜坂城のオイル専用列車の2本目で前述の2085〜2084列車と編成内容では差がありませんが、冬場などにA重油積載のタキ43000やタキ44000(根岸ではほぼ見られなくなりましたが………)、灯油・軽油積載のタキ43000(44t積みの243000番代)を混結するためと言われていますが、根岸の配備車の大半がタキ1000になった今となっては有名無実となりました。篠ノ井で仕業番号が変わりますが、根岸から通しでEH200が担当します。

8461列車 川崎貨物→八王子

 八王子のオイルターミナル基地では唯一、川崎貨物発という存在から発駅からしてメインは浮島町発と思いきや、千葉貨物からの5972列車から継送した浜五井発と根岸発5692列車から継送した根岸発で組成されています。また、JX統合の影響でしょうか久しく見られなかった浮島町発の輸送もH29冬から復活し、スポット的ではございますが時折、見掛ける事が出来ます。浜五井発ではOTのタキ43000、タキ1000の他、倉賀野向けの8883〜8884列車にも連結されるJOTタキ43000(黒塗りの43t積み、44t積み車と、ごく稀に2081〜2080列車でも連結されるタキ1000)も入り、浮島町発は浜五井発同様、OTのタキ43000、タキ1000両形式で時には旧矢羽根色の川崎貨物常備車も混じります。昨年12月で全車廃車となった初狩駅に常備するホキ800の交番検査の出場はこの列車に連結されました。編成順序は今年3月ダイヤ改正から機関車+根岸発(+浮島町発)+浜五井発の順です。牽引機は八王子発着でH30.3改正以降、唯一の存在となったEF210(新鶴見所属)の担当です。

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中央線貨物列車の基礎知識2019〜上り編

 昨年ご紹介した分のマイナーチェンジ版ではございますが、各列車の様子をご紹介いたします。下り編に続き、上り編は対になる事が多く、文面も多少、端折る面も見られますが、両方合わせてご覧いただければ様子も把握できる事請け合いです。また、80列車から8092列車は最速95Km/hの高速列車、5460列車から8460列車は最速75Km/hの専用列車です。

80列車 竜王→根岸

 竜王から根岸へのオイル返送列車でタキ1000だけで組成されています。通常は前日の81列車の返送が多いですが、83列車で到着した分は全車この列車に乗り、一杯の17〜18両で組まれると前から1〜5両目あたりが81列車で着いた事が分かります。

82列車 竜王→根岸

 80列車と同じ竜王〜根岸のオイル返送列車ですが、83列車で到着したコンテナ車(コキ106・107)も竜王駅を2時間程でトンボ帰りし、この列車で梶ヶ谷タまで連結され、2082列車で東京タヘ戻る運用(今年3月改正から梶ヶ谷タ取卸を移行)を組んでいます。タキ1000は83列車到着分があると81列車到着分の中で12両はこの列車に乗せる形を取っております。また、今年3月のダイヤ改正から八王子の着発が30分ほど遅くなり、前身の5280列車時代と重なる時間帯になりました。

84列車 八王子→根岸

 八王子〜根岸のオイル返送列車の一本で85列車で到着した分の対に当たります。87列車で到着した分と入れ替わりにオイルターミナルの基地から引き出され、牽引の機関車も87列車で到着した高崎のEH200(根岸〜八王子の2往復目)が担当します。

86列車 八王子→根岸

 84列車と後述の8092列車と同じ八王子〜根岸のオイル返送列車です。列車番号を示す通り、前日の87列車で到着した分の返送に当たり、今年3月ダイヤ改正から当日の夕方あたりから八王子駅の1番線の北側で控える姿が見られましたが、作業ダイヤの見直しで朝一番に到着する8461列車で着いた分と入れ替わる形で横浜線5番線の一本北隣に入るようになった為にこの姿も連休や気象状況等で運休になる時でないと見られなくなりました。

88列車 北長野→隅田川

 隅田川〜北長野の89列車と対に当たるコンテナ列車です。隅田川着の他にも北長野、南松本両駅からの越谷タ着、東京タ〜隅田川のシャトル列車の輸送力を補う越谷タ〜隅田川と連結されます。

2080列車 南松本→千葉貨物

 千葉貨物(浜五井)〜南松本のオイル専用列車である2081列車と対に当たる列車で内容は下り編に記された同列車の項を参照いただければ幸いです。牽引は全区間EH200の担当でタンク車と入れ替わりに折り返しが2081列車です。八王子駅の停車も暫く3番線停車でしたが、H29.3改正で短縮した影響で2番線停車に戻っております。

2082列車 南松本→東京タ

 南松本〜東京タのコンテナ列車で2083列車と対に当たり、下りと違って北長野発の連結はありません。トランスシティの20フィートコンテナも編成の前部が指定席の様に積まれて空送らしく概ね各車3個ずつの積載です。他にもJOTのバルクコンテナやJRF商事、DOWA運輸のUM12A、30Dコンテナと往路は89列車や中央西線の81列車辺りに積まれた20フィートコンテナも見られます。梶ヶ谷タでは前述の82列車から継送した分と同駅発の分を連結して東京タヘ向かいます。

2084列車 坂城→根岸

 坂城〜根岸のオイル返送列車で2085列車の対に当たります。八王子駅は19:30前後の通過で3番線で折り返す快速電車や『むさしの号』の影響から日野駅の少し南側にある待避線に停車して南武、武蔵野線へと向かいます。全区間EH200の牽引ですが、対の2085列車と違い、篠ノ井で付け替えるスタイルを取っています。

8092列車 八王子→根岸

 八王子〜根岸のオイル返送列車の一本でタンク車は8097列車で到着した分ですが、先述通りこの頃は運休が多く、HD300が昼寝していると運転が無い事が一目瞭然です。

5460列車 南松本→川崎貨物

 南松本〜川崎貨物のオイル返送列車で大方の編成内容は5461列車と全く同じですが、5461列車同様、北袖行きの返送タンク車も連結され、編成順序は前から東海地区発の全検入場車+浮島町行き+北袖行きの順です。ルートでは府中本町から武蔵野南線ではなくかつての対に当たる5467列車(=現在の5461列車)と逆に南武線経由で走ります。

5462列車 坂城→根岸

 坂城〜根岸のオイル返送列車でタキ43000の併結を考慮して最速75Km/hになっています。長らく八王子駅は3番線の到着でしたが、3月のダイヤ改正で『中央ライナー』9号(高尾行き:4番線到着)から『はちおうじ』11号(八王子止まり:3番線到着)に変わった影響で2番線発着へと移りました。根岸発の列車を見ると近年はほぼタキ1000ばかりとなり、倉賀野行きの8777/8760列車(直行)、5160〜8763/8762〜5681列車(川崎貨物経由)、宇都宮タ行きの8571/8572列車、8569/8564列車など存在します。

8460列車 八王子→川崎貨物

 八王子〜川崎貨物のオイル返送列車で牽引機、タンク車共々8461列車と全く対に当たります。根岸行きは翌朝の5693列車、浜五井行きは5971列車へ継送され、先ごろ復活した浮島町行きはこの列車では編成の中程に入り、目安としては青いOT車とツートンカラーの丁度境目で組成状況によっては着駅が何処か混乱する事も生じます(基本はOT車for浜五井ツートン車for根岸です)。

 今年の3月ダイヤ改正の動向を見ると定期列車での目立った変化は見られず、列車によっては多少、編成内容や時刻の変更が見られたものの、長年スジ設定は有ってもなかなか運転されなかった臨専の8465/8468列車が川崎貨物発着から千葉貨物発着に移行し、おそらく冬場の需要期に浮島町発着=5461/5460列車、北袖・浜五井発着=8465/8468列車という形で分散されるものと思われますのでこの時期になりましたら改めてご紹介する予定ですのでご期待ください。

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2019年9月26日 (木)

R01.09.26 甲府周辺

 八王子から『かいじ』1号で甲府まで乗ります(←クハE353-17×9+クモハE353-7×3[富士回遊1号](長モトS117+S207編成)。中央線の特急列車が全部E353系に変わって半年が経ち、E257系の定期で八王子〜高尾(高架線の工事で臨時停車があった日です)は乗った事がありませんが、どうも行動パターンや停車駅の影響が出たようですね。出発する頃にはすっかり晴れ渡り、『かいじ』号の一番だけあって一昨日の昼段階で空席が目立っていた様ですが、意外と埋まっており、こちらが確保した席には既に隣のC席には先客のビジネスマンが腰掛けており、恐らく『えきねっと』か当日買いのお客さんだろうと感じ取れました。”列車の指定券=マルス”はもう古いのでは?と思い、E353系はお試し乗車の際に網棚の下にランプが付いている存在を知っていた事と吸収して高尾を過ぎてから大月まで『富士回遊』1号が併結しているのでグリーン車を通り抜けながら後3両もチェック。各車とも程々埋まって90%くらいの乗り具合で富士急へ向かうと思われる外国人の旅行客も右往左往。いや日本の列車のシステムを理解してないな!と感じる向きもあり、4号車の乗務員ドアが見えるとあと少しで付属の3両編成に差し掛かり、乗務員ドアの窓ガラスに編成番号が書かれているのでここを確認すると即座に戻り、10号車の自席へUターンします(藤野に差し掛かるあたりで)。3月から乗っていないとアナウンスしていた車内販売も乗っていてワゴンを引いたお姉さんにはお手数掛けました。上野原の南側に新しいバス乗場がある駅前広場が新設された様子を確認し、猿橋では南松本行きのコンテナ車を連ねた2083列車が待避。自動放送で大月に近付くと降りたり富士急に乗り換えと目立ち、幸い隣席のお客さんも大月までだったのでこの時間に直通の快速電車があったら少しは様子が違っていた事と思い、富士急の電車もすっかり205系が幅を利かせて八高線から移った3000番代の姿を見てラッピングが賑やかな様子を見るとあとは木立の合間を縫う様に走り、9月の月末ながらまだ木々が青々としてこの一ヶ月後には紅葉する事が肌で感じさせるもまだ真夏の陽気(=16年前の鉄道友の会50周年乗車リレーの時を思い出します)が続くとこの分遅くなるのは昨今の気候の影響が出ています。笹子トンネルを超えるとすぐぶどう🍇の名産地の勝沼へ。塩山、山梨市と甲府盆地をまっしぐら、石和温泉も程々降りるお客さんもいて甲府駅は1番線の到着。大月までは英語、中国語など多言語のアナウンスも聞かれましたが、『かいじ』単独になると日本語と英語だけになって来ます。

 甲府駅は1番線の到着でぶどう狩りの観光客よりはスマホ片手のビジネスマンが多い印象でしたが、こちらは普段行なっている範囲の延長線上の事なので気にはなりません。開府500周年の飾り付けを見て駅員さんがいる窓口で特急券に無効印を押してもらうと映りが薄いですが武田菱がしっかりと。お昼とお土産はセレオで買おうと予めインプットしていたのはマスターが常に持ち歩いているセレオのポイントカードと信玄餅の桔梗屋さんのポイントカードがあるので折角甲府へ行くものだからと有効活用せねばと思っだ次第でJRは身延線がJR東海の静岡エリアになっている以外は東京の多摩地区と同様に八王子支社(国鉄時代の東京西局も)のエリアになっており、これ故甲府にE233系が現れない裏事情も見え隠れしております。

 南口の駅広場の信玄像やセレオの渋い駅名標記を見ると目の前がお目当てのバス乗り場で乗り場毎の案内表示に案内所から高速バスの受付が始まるアナウンスも耳に入り、山梨交通のラッピングバスを見ながら過ごします(東京と違い、全面ラッピングで中には乳がんのマンモグラフィも)。見ているとクーラーのユニットあたりから緑色のペイントがチラッと覗かせて国際興業の移籍車だな!とピンときて、これからアルプス通りのスターバックスへ行きますが、お店の前を通る路線バスが無いため(あってもイオンモール直行バスくらいで)、少し西側を走る旧道が昼間でも概ね30〜40分間隔で走っているのでこれで行こうと思い都合良い事にこれが50年以上前に廃止になった山梨交通の鉄道線からバトンを受けたバス路線との事で現に朝の甲府方面行きも一本東側の線路跡の道路を走る注意書きが見られます。

 10時50分発の小笠原車庫(南アルプス市)行きで鉄道線の駅があった徳行のバス停まで乗り、いすゞエルガミオのワンステップ車が現れ、マスターはよく近くで同じタイプにあたる日野レインボーIIに時々乗りますが本家は意外と初めてです。山梨交通のバスと言うと国際興業のバスがそのまま社名を書き換えて走っていまして御多分に洩れずこの乗ったバスも出自がその通りで窓ガラスに貼られた注意書きも社名をシールで貼り直された状態で車内に国際興業時代の社番標記も。またラッピングが『昭和住宅公園』のものでアレ!立川の近くにあったな!っと言うネーミングで昭和天皇の御在位を記念して造営した国営公園(昭和記念公園)でこちらは住宅展示場です。

 マスターが目指す徳行までは凡そ15分程で駅前の大通りから国道52号線を右折、荒川の橋を渡ると道幅がやや狭く、カーブが多くなり、貢川(くがわ)からは先にお話ししたアルプス通りの旧道へと入り、曲がりくねって進みます。

 徳行のバス停から降りて狭い路地をアルプス通りへ向かって歩くと雰囲気が何処か昔の豊田駅の南東側を思わせる様なちょっとした水路が見られ、アルプス通りの一本西側の道路が山梨交通の鉄道線の跡(Googleマップでも『旧軌道』と表記されています)との事で朝の甲府駅方面はこの道を走るそうでちょっとした通勤客向けのサービスですね。道沿いにかっぱ寿司、スターバックス、ローソンとある一角を目指すも面白い事に丁度この辺りが甲府市と昭和町の境目でお店がある辺りがもう昭和町になっています。

 お目当てのスターバックス・アルプス通り店は外側にテラス席があり、勿論ロードサイドのお店らしく裏手にはドライブスルーの受取口が見られます(窓には山交百貨店店仕舞いの貼り紙も)。斜めに建物が置かれて大通り寄りにカウンター席、第一駐車場側(裏手に第二駐車場があり、甲府市の市域です)の窓側はソファー席、内側はテーブル席(どこのお店を訪れると椅子が一対ですが、中には3席も[=多摩平のイオンモールのお店みたいで])という形で駐車場側のエントランスの奥には壁に作り付けのテーブル席でブラウンの色調が明るく、この窓際に明るめの生地のソファー席、スターバックスで珍しいコンパートメントのボックス席があります。お店ではアイスコーヒー(ハウスブレンド)と抹茶in抹茶をソファー席でいただき、パートナーさんともお話しして八王子で顔馴染みだったパートナーさんが居られるお店ですが伺うと戦線離脱されて皆さんご存知でホッとしました。

 バスの時間まで少しお店の周りを見てから再びバス通りに出て15分程待って甲府駅へと向かいます。事前にHPから拾った時刻表を見ると行きに乗った小笠原車庫からのバスで昭和住宅公園ラッピングのいすゞエルガミオが戻ってくるのかな?と思ったらその通りで(徳行時点で3分遅れでした)あとは昼食を食べてこれから講義へ行くと行った女子大生のお姉ちゃんくらいで。行きと同じルートで甲府駅へと戻ります。

 甲府の駅前に戻ってセレオでお昼を頂き、1階を見ると成城石井、魚力と八王子にもあるお店が入っているのには驚きますが、お菓子は桔梗屋のお店も勿論あってセレオ北館がオープンする時に黒蜜庵が入った時は流石に驚きましたが、国立のnonowaや立川のエキュート辺りにも入った筈がいつの間にか無くなって八王子のお店は定着した様で(それ故に土産のお菓子選びに骨が折れますが………)。さて、お昼は5階のレストラン街へ行き、『信玄』のおざらと煮貝炊き込みご飯の定食で。ほうとうと言うと平打ち極太麺を連想させますが、「冷やし」バージョンに当たるおざらは普通のうどんくらいの太さでけんちん汁の様なつけ汁をつけて味わいます。ここのお店は『水琴茶寮』と同じ桔梗屋さんのお店で八王子の黒蜜庵で造ったポイントカードも提示しました。

 昼食を頂いた後はミストが舞う駅前広場を横目に見て今月30日をもってクローズとなる山交百貨店へと向かいます。一階の目立つ場所にスターバックスがあり、マスターもオープンの翌年(H20夏)にお邪魔した事があり、次に来るのはいつかなと思いつつもホントの最期の最期の頃となりましたが、店内に入るとテラス席代わりの離れたテーブル席に壁に飾った3枚のお豆のラベルをモチーフにしたキャンバスボードは懐かしい。ワンステップ降りた所がメインのコーナーで窓際にカウンター席、真ん中にテーブル席、奥の方はソファー席、壁際のテーブル席とお店の広さの割にはお客さんが少なく平均年齢で言うと70歳以上かなと言った顔ぶれで昔の都内のお店ではあり得ない程高いですね。最初、フラペチーノでもと思った所でレジを見ると山交アイスコーヒーブレンドなる限定メニューがあり、ハウスブレンド+ケニア+イタリアンローストとこれは良い所どりですね!とすかさずオーダーしました。流石に中もノンビリしているのか思いの外、お店の中をウオッチしながら過ごし、東京都内のお店で見ると大半を占める駅から近いお店も山梨県内では無くなる話は寂しく、八王子に居ると山梨県内のお店と言うと中央道の談合坂サービスエリアとブロックになっている事から親近感があり、最初富士吉田あたりのお店が出来る時もこの辺りで面倒見るのではと思ったら甲府エリアと同じブロックという事が伺えます。メッセージカードが置かれていたので下手な字ですが一筆認めて店を辞しました。因みにセレオ甲府タリーズが2店入っているものの、マスター自身スターバックスの株主ご贔屓さんたる所以から足を踏み入れた事がございません。

 14時前に改札をゲートイン。先ず、1番線から身延線の5・6番線の方へ赴くと313系の姿が見られずお目当ての電車が出発する2・3番線へ向かいます。

 甲府から14時08分発の小淵沢行き(337M、←クモハ211-1009×3+1008×3/長ナノN325+N324編成)で竜王へ向かいます。お昼頃に八王子駅で色々見ていると3番線で一休みするのがこの辺りでマスターもタンク車を見ている間にこの辺は常にデジカメに収めているものの、実乗は久し振り。竜王と言うとENEOSのタキ1000が出入りしているので丁度この頃合いと何処かダブります。留置線の顔触れもすっかりE353系、211系と言う組み合わせに。

 竜王駅に降り立つとドーム状の開放感ある駅舎は相変わらずで降りると先ず甲府方に戻る形で2番線に止まった82列車のタキ1000をチェック。八王子駅は17時過ぎの到着なので昔の5280列車あたりの時間帯と何処か被りますが、駅舎の覆いが外れると今度はコンテナ車と83列車を牽引して到着したEH200は片パンタ下ろした形でコンテナ車を繋いだまま停車しています。どの様な運用なのかな?と前は一泊二日運用だった記憶ですが、3月のダイヤ改正からコンテナ車の運用がハードで2時間の間でコンテナを載せ変えねばいけないので文字通り席を暖める暇無くトンボ帰りです。コンテナ車まで見ると改札を一度出て2・3番線へ。コンテナ車をタンク車の後に連結すると上り側の退避線を回って2番線へと向かいます。

○82列車…3月のダイヤ改正から出発が15時過ぎと遅くなり、余裕もってチェックする事が出来ました。コンテナ車も梶ヶ谷タ着から東京タ着へ変わった以外は変化なく(全車コキ107で満載です)、タキ1000を見るとH16新製トップの633番はまだ仙台北港常備の標記のままです。
△根岸
EH200-21
タキ1000-160 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-561 JOT[E]/根岸 
タキ1000-366 JOT/根岸* 
タキ1000-633 JOT/仙台北港 全検31-4-10川崎車、自重16.8t 
タキ1000-863 JOT/根岸 ■
タキ1000-817 JOT/浜五井 ■
タキ1000-284 JOT[E]/根岸* ■
タキ1000-352 JOT[E]/根岸* ■(片側)
タキ1000- 39 JOT[E]/根岸* 全検2019-7-8川崎車、自重16.5t
タキ1000-319 JOT[E]/根岸 
タキ1000-311 JOT[E]/根岸 
タキ1000-124 JOT[E]/根岸* 
コキ107-1204 ↑東京タ行き 新製27-5-14日車 3個目にJOT UR19A-1951*積載
コキ107- 75 全検2019-7-22川崎車 1個目に19D-49271、3個目に19G-21694、5個目に19D-50654[いずれも一色塗り]積載
コキ107-1564 新製28-10-27川重 2個目に20D-1087、3個目にJOT UR19A-224*、4個目に20D-4068[20Dはいずれも一色塗り]積載
コキ107-1342 ↓ 新製28-6-8川重 3個目に20G-763[一色塗り]積載
根岸*=旧郡山常備車、コキ107のグレー文字=側ロゴなし、UR19Aの*印=幅広マーク入り

 15時を回ると猛烈な暑さを一服するかのように風が吹いてこの時期ともなると暑くとも秋風を感じさせ、夏場は猛暑続きでなかなか遠出すら出られませんでしたが、このような陽気がベストかな。この頃からJX油槽所の方の入換が始まり、暫くDE15から除雪部分を外したDE10が就いた筈でしたが、いつの間にか真っ赤な2軸動車に逆戻り。撮り鉄もほぼ見られず、時折Tシャツにリュックと言う出で立ちの兄ちゃんが見られますが、近くに専門学校が有ってそこの学生かな?と言った感じです。因みに、到着した時の様子は次の通りで線の名称も便宜上、駅舎の1番線寄りから見ております。

←甲府
留置1番線:タキ1000-87(全検2019-9-11川崎車、自重17.0t)+28
留置2番線:タキ1000-33+84+22+274
油槽所1番線:タキ1000-367+469+877+582+201
油槽所2番線:タキ1000-272+363+467+761+156+604

 翌日の80列車に向けた準備で先ずは油槽所2番線の6両(タキ1000-272〜604)を引き出してから韮崎方へ収容すると先に荷下ろしを終えて留置2番線に控えていたタキ1000-33〜274を引き出し、この後で油槽所1番線のタキ1000-367〜201と前に連結する事が分かります(となると、油槽所の2線は83列車の到着分という事が伺えます)。

 竜王から15時28分発の高尾行き(532M、クハ211-6×6/長ナノN606編成)で甲府へ向かいます。

 甲府駅を一度途中下車してここではセレオに立ち寄ってお土産を買うものの、これが地元でも買える物が多いので迷いますね。まずは改札の脇にあるお土産コーナー、お菓子は勿論、お酒、工芸品(印伝)など売られていますが、2階のお店となるとお目当ては桔梗屋さんの『東治郎』へ。『黒蜜庵』は通路沿いのブース状の小さなお店ですが、八王子のセレオにある黒蜜庵に近い雰囲気のお店でなるべく八王子のお店に無い所から野菜おかきを2点選び、桔梗屋はお菓子の印象が強いですが、韮崎の隣町の明野に『ハイジの野菜畑』があってここで栽培したものを使った様で焼きとうもろこしと玉ねぎを選びました。何と、店員さんがお昼に頂いた『信玄』と掛け持ちで人手不足でしょうか入換機関車の運用みたいで驚きました。

 再び改札をゲートイン。2・3番線で帰りの電車をそのまま待つついでに坂城からの2084列車が到着するので合間に出入りする列車もウオッチします。2番線の大月寄りのベンチに腰掛けてiPod touchの充電でもするか!と思いましたが、大声でケータイで話ししている老害が煩い事。もうアンタ!存在価値の無い粗大ゴミですぞ!と言いたい所で電車も211系の普通電車、E353系の特急列車に混じって1番線にEF64の37号機が偶々止まっていたので跨線橋の下ながらデジカメに収め、アレ!茶色だったな?と思いきや今年2月の全検入場で元々のカラーに戻っていたので15年以上茶色い印象が強かったので違和感ありますね。北口も綺麗に再開発されて西側にNHKの放送局、東側の車庫寄りは甲州夢小路も面白そうでホームに立っているとクラシカルな建物が目に飛び込み、何でも敷島にあった睦沢学校を移築した藤村記念館で松本の開智学校と肩を並べる建物で明治村に置いても違和感ありません。

○2084列車…3番線に到着して15分程止まりましたが、やや短い14両編成の連結で仙台北港の常備車の変更も2両キャッチ。うち1両がこの全検入場で書き直された様子でホーム上ながら常備駅標記の部分だけデジカメに収めました。
△根岸
EH200-16
タキ1000- 21 JOT[E]/根岸* 全検2019-6-21川崎車、自重17.0t
タキ1000- 81 JOT[E]/根岸* 全検2019-7-22川崎車、自重16.7t
タキ1000-849 JOT/根岸 無
タキ1000-222 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-202 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-580 JOT[E]/根岸 
タキ1000-255 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-372 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-267 JOT[E]/根岸* 
タキ1000- 27 JOT[E]/根岸* 全検30-10-13川崎車、自重17.2t
タキ1000-636 JOT/根岸# 全検2019-8-23 川崎車、自重16.6t
タキ1000-638 JOT/根岸# 全検2019-5-27川崎車、自重16.9t
タキ1000-134 JOT[E]/根岸* ■
タキ1000-127 JOT[E]/根岸* ■
根岸*=旧郡山常備車、根岸#=旧仙台北港常備車

 足早に2084列車が出発すると8分程で16時48分発の立川行き(550M、クハ211-2015×6/長ナノN611編成)が入り、高尾まで乗ります。マスターが乗ったのはモハ210の2020番、3ヶ月余り早いですが来年の西暦のナンバーにあたり、新車は東海道線の2階建てグリーン車(サロ213・212)と一緒ですが実際はサロ213+210(平屋)のペアが連結された編成です。時間的にも学校帰りの高校生、高速バスか『ワイドビューふじかわ』から乗り換えて石和温泉へ向かうオバちゃんと多士済々。次の酒折は山梨学院大学や付属校の最寄駅だけあってここから帰路に着く学生が多いものの、先程チェックした2084列車が前に寄ってストップ。山梨市は駅舎の改築中で覆いが見られ塩山では『あずさ』26号の通過待ち。甲府盆地から笹子トンネルに入る頃にはすっかり日が暮れて初狩から大月へ向かうところでこれから長野の総合車両センターへ持って行くE231系の廃車回送(山手線の4ドア車を差し替えた時の様に何両か控車用が連結されて実際の廃車は4ドア車、6ドア車2両ずつです=サハE231-121・162、サハE230-41・43)に擦れ違い大月は4番線の停車、酒折辺りから乗った高校生もここで降りて入れ替わり富士急から乗り換えたYOUは何しに的なアメリカ系のお姉さんたちが乗車。四方津は2番線の停車と高尾から東側を走る快速電車を気遣って足取りもゆっくりモードに。小仏トンネルを超えるともうすぐ高尾で甲州街道が車窓から目に飛び込むとこちらが降りる合図です。

 どうも211系で西八王子まで乗り通しと言うのは面白くないので高尾で次の快速電車(18時45分発)に乗り換え、出発は3番線。京王線のホームに目を向けると6番線には都営10-300形(E233系ベース)が顔を出していたのでもうこんな時間だなと感じさせ、昼間と違って新宿から直通する特急系が無いので夕方から晩にかけては本八幡発の快速区間急行になるので相模原線と各停を入れ替わる形で高尾線に現れる格好です。

 西八王子に到着するとSuica一枚での往復でしたが、自宅まではあと一息。最初、昨日北野の卸売センターへ出掛ける所が今日出掛けたのでマスターは行けなかったものの、久し振りの甲州行きも満足した結果となりました。

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2019年8月29日 (木)

R01.08.29 八王子駅+中央線沿線

 夏休みの終盤で宿題も追い込みと言った頃になり、このところお天気が安定しない日が続き、今年は中央線の開業130周年で八王子駅のキーワードラリーはパーフェクトでも東側3駅のスタンプでまだ、武蔵境駅のものを押していなかったので最後の最後という事と折角、向こう側へ行く事もあって一昨年オープンしてまだ訪れていなかった東小金井駅のスターバックスにも立ち寄ってみようと思っております。

 いつも八王子の市内へ出掛ける時より一本前の富士森公園経由の八王子駅南口行きのバスに乗り、いつもは折り返すと10時を少し回った頃に出発する南大通り経由の西八王子行きをこなしますが、今日はどうかな?と待ってみるといつもは少し前の三菱ふそうエアロスターですが、今日は嬉しい事に今の顔付きのタイプが参上し、電鉄バスでこのカラーリングはレアですね。先に待っていたオバちゃん相手に話すと「この時間は比較的正確ですよ!」と2分程時間調整しての出発です。

 八王子駅の南口に着いて降りるとお客さんを降ろしてから暫く待機するのだろうと思いましたが、何故かこのまま回送となり、夏休みダイヤでチョット仕業を変えたのだろう言った様子ですがいつものパターンなら新型のエアロスターを収められたところお尻をテイクしただけでお手上げです。OPAのエントランスから南群線を見ると昨日、一昨日と東急2020系の輸送があったのですが、更に今日は東急5000系(←長津田 5178+5278+5378+5478+5518)が現れて長津田方の4両はピカピカでも5両目は汚れたまま。オッとナンバーを見ると東横線用のナンバー(5050系)が振られていますが、5号車だけ元のナンバーで最初は田園都市線へ移籍する事を見越して5118番と振られていたものが2020系の新製がスタートしてから立ち消えになった様子で正式に5050系として編入した様子が感じ取れます。続いてSuicaをチャージして、セレオのスターバックスに立ち寄り、アイスコーヒーのケニアを頂きます。先週、リフレッシュしたばかりで前は大きなテーブルが置かれたエリアの長いテーブルのエリアを陣取り、明日から新メニューが出回るので早速、新作のマフィンの試食を楽しめました。

 ゲートインすると丁度8460列車が止まっている頃合いなのでホーム伝いにタンク車のナンバーを控え、入換が始まった東急5050系(5178のスカートがエラく目立ちましたが、8両編成では珍しい10連タイプ[=4000番台のグループです]と同じタイプでBトレの付属パーツにもあります)や3番線の205系(クハ205-47×8/千ケヨM6編成)を横目に見て行きましたが、浜五井行きのオイルターミナルはお盆休み明けくらいに見たナンバーが続いていたり、根岸行きとの境目がツートン車で又々騙し絵です。

○8460列車…長い16両編成で浜五井行きの先頭は今年の全検対象車のタキ1000で間にS45新製のタキ43000、ツートンカラーのタキ43000の44t積み車と前に見た書き込みを照らし合わせるとここも毎度お馴染みの顔触れが続いております。
△川崎貨物
EF210-141(←見間違えご無礼あれ)
タキ1000-101 OT/倉賀野 ↑浜五井行き 全検31-3-1川崎車、自重16.6t ■
タキ43166   OT/宇都宮タ※ 
タキ43170   OT/南松本 ■(▼)
タキ243712  JOT[e]/浜五井# ↓ 
タキ1000-157 JOT[E]/根岸* ↑根岸行き
タキ1000- 83 JOT[E]/根岸* 全検30-12-19川崎車、自重16.8t
タキ1000-775 JOT/根岸
タキ1000-432 JOT/根岸 ■
タキ1000-479 JOT[E]/根岸 
タキ1000-576 JOT[E]/根岸 
タキ1000-787 JOT/根岸 
タキ1000-783 JOT[E]/根岸 
タキ1000-271 JOT[E]/根岸* 
タキ1000-564 JOT/根岸 
タキ1000-807 JOT/浜五井 ■
タキ1000-512 JOT[E]/根岸  ↓
OT所有車の※=旧西上田常備車、(▼)=表示板逆向き、浜五井#=旧本輪西常備車、根岸*=旧郡山常備車

 前は『スーパーあずさ』6号、松本からの立川行きと来ていましたが、この辺りも高尾からは13分ほど開くものの、間に八王子始発が入ってこれでも良いのですが、さすがに多摩川の向こうとなると西国分寺までは快速、武蔵野線の内側はどうしても特快志向の我が身で待つ事にします。丁度、竜王行きの83列車が到着してEH200-24、コンテナ車4両(嵩高タイプの20Dも積載)、タキ1000-8・346・249・540・789・784・875・198・149・495(あと2両あります)と連ねていました。

 八王子からは中央特快で国分寺まで乗ってここから武蔵境へ向かおうという段取りで先ずは国分寺まで乗ります。乗るなり早速8460列車の編成を整理し、EF210のナンバーも八王子駅の機関車溜まりに止まっている所をドアの窓越しから確認するとiPod touchのメモアプリに書き出しながら過ごします。

 国分寺からは4番線に止まっている快速電車で武蔵境を目指すのですが、次の武蔵小金井で乗り換えという事となり、この事由と言うのがこの次の始発電車が209系の担当(1098T、クハ209-1001×10/八トタ81編成)でちょうど1番線に到着した下り電車も209系(クハ209-1002×10/八トタ82編成、97T運用)と朝の西八王子でも見られる情報を知っているものの、寝坊助だったり、テレビで『とくダネ!』を見る我が身で半年近く経つのに未だ見ておりません。車窓越しから武蔵小金井の留置線で八高線を走っていた209系(こちらは3000番代)やE231系が昼寝している様子を見て予兆を感じさせましたが思わぬサプライズで武蔵境まで乗り、ガラガラですが雰囲気は殆ど手を加えておらず、近場では前述した八高線の209系(3000番代)に乗った時を思い出し、E233系が幅を利かせている線で言うと埼京線で乗るりんかい線70-000形、房総方面(京葉線快速=E233系、千葉発着のローカル=旧京浜東北線の209系)辺りと何処か重なる印象です。

 武蔵境で降りたのは四半世紀振りで高架化の変わりっぷりに驚かせ、改札の前でモタモタしていた小学生のガキが邪魔臭くドヤす始末であんさんが生まれる前が乗っているのだよ!と電車の乗り方のイロハを教えない親が悪いですね(ベビーカー引きながら眼がガラケーに行っている様な年代は間違えありません)。さて、三鷹寄りの生鮮コーナー(隣のヒガコマルシェや西八王子のセレオ生鮮館みたいに八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんがワンコーナーになったスペースです)の入口近くにスタンプ台があって元号越えになりましたがパーフェクト達成。地平駅の頃はJR・西武と同じ改札でしたが、高架化してからは分離されて西武多摩川線も改札が独立して高架下にもショッピングモールに。電車を待つと隣の番線で黄色い西武701系や401系が控えていた頃が懐かしく、後年鉄道友の会の名古屋支部の企画や鉄道貨物博物館の見学で三岐鉄道を訪れる事があってこの辺が移ったのでひょっとしたら伊勢の地で余生を過ごす諸車もこの線を走っていた事を思う何処か感傷に浸る気持ちが出て参ります。

 武蔵境から今度は東小金井へ向かい、突然現れたE257系の回送を見つつ乗ったのがクハE233-35×10(八トタT35編成/83T運用)と11年前の今日は高尾駅でゲリラ豪雨に遭って大変なことを思い出しますが、車内をフラフラしていたアラコキのオヤヂが邪魔臭かったですね。

 東小金井はマスターからすると車運車のク5000形がかつて常備駅として指定されて試作の段階から使われていた由緒ある駅で元々は中央線の複々線&高架工事に合わせて新宿から三鷹あたりの貨物扱い駅の機能を集約したもので当時はさほど影響を受けませんでしたが、武蔵野線が開業した辺りから陰りが出始めてトラック輸送への移行、新座貨物ターミナルへの機能移行が行われて昭和59年2月のダイヤ改正で廃止されてこの跡地も長い事駐車場や日通の営業所などありましたが、行きに見たときには区画整理が少しずつ始められた事を確認しました。地平時代の駅の雰囲気を見ると武蔵境の古い佇まい(1番線に面した駅舎は時間限定の出入口でした)と東小金井の橋上駅の格好を見ると高崎線で群馬県に入った手前の新町、倉賀野の二駅を続いて出掛けるとこの辺と印象がダブった事を思い出します。改札を降りてスターバックスへ行きたかったのですが、改札口が西側で有楽町、新橋あたりを思わせる照明のトーンを落としたムーディーなモールを歩いて線路の南側の遊歩道へ。駅前広場の真ん前にスターバックスのロゴが見えてテラス席はこう暑いのかガラガラでも店内に入るとテーブル席やベンチ席がほぼ埋まって東小金井は中央線の駅の中でも乗降が下から数えた方が早いにも関わらず拍子抜けしましたが、アイスアメリカーノとチョコチャンククッキー、明日から売り出される豆乳ブルーベリーのマフィンもまたご馳走になりました。暫くすると親子連れがお店を出て早速陣取ると柱の壁のアートが匠さんの仕事だな!と素晴らしくブラックエプロンのパートナーさんも居たり、青梅街道沿いの小平天神店がオープンした告知のボードも掲げてありました。

 少し長居しましたが、東小金井駅の路線バスは連雀通り・新小金井駅経由の武蔵境行きと小金井公園の近くから中央線の真北を走る武蔵小金井行きとあっていずれも京王バスでこの頃は23区内と同じブルー基調が多いですが、こちらはアイボリー地+電車と同じ二色帯の電鉄カラーで多摩川の東側ではレアな存在で何処か地元へ戻って来た感覚に陥り、交通安全ステッカーも高尾山の紅葉ではなく、山王稲穂神社の星形です。

 東小金井から11時27分発の青梅行きに乗り、この分なら国分寺あたりで中央特快の接続があるな!と読めたのですが、2番線の到着で連絡無く立川まで乗り通します。乗ったら八王子行きなら楽勝と思いましたがこれが思いがけぬ出逢いがこの後出来ました。

 立川で高尾行きの電車を待つと丁度マスターが乗った2本程次で立川折り返しのクハE233-24×10(八トタT24編成/35T運用)が参上し、最後の最後で漸く八王子駅130年バージョンのヘッドマークをキャッチ。幸い、5番線でカメラを構えて収めたのはマスターだけでしたが、4番線側は東横線のついでに来た学校へ行くような年齢層の連中が多かった印象でした。

 立川から11時47分の高尾行きに乗って八王子へ戻り、E353系の編成チェックや先程武蔵境で見たE257系(クハE257-510×5/千マリNB-10編成)は『富士回遊』93号でこの所平日は連日運転との事で3月までの『富士山号』は平日ダイヤながら「金曜日のお楽しみ」と標榜していた事を思い出しますが、さすがにE353系の3両編成だと2本とも余りの乗車率(165系の『かわぐち』号も3両編成2本体制でしたが、外国人客がどれだけ増えたか感じ取れますね)で捌き切れず、夏山需要もあってか急遽平日も連日運転と言う事が伺え、土日に運転されるE257系の臨時『かいじ』同様におきまりのパターンになりますね。さて、4番線側のベンチに腰掛けて85列車、80列車くらいまでは見ようと思って立ち上がった所、突然右足が釣ってしまい、3番線に止まった211系を見ながらリタイア。

 改札を出て丁度富士森公園・西八南口経由の法政大学行きが来る頃で先程、小金井では馴染みのアイボリー地でしたが、こちらはどうだろうと思った所で京王バスカラーの新車が参上。東小金井では見られなかったものの、武蔵小金井では府中行きや調布行き(最近、多磨霊園の中を走る路線も一部、小金井から府中に移管した便もあります)の系統などで顔を出し、予定よりやや早いご帰還となりました。

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2017年10月14日 (土)

中央線貨物列車の基礎知識2017(下り編)

 これまで『中央線貨物列車の基礎知識』は過去のデータの継ぎ足しが多かったのですが、さすがに量が多くなりましたので白紙改正の形で新たに近年の状況をも交えつつ各列車の様子をご紹介いたします。以前は根岸発着列車と言うと新鶴見を境に列車番号が変わっておりましたが、昨年3月ダイヤ改正からは通しの列車番号になっております。列車番号で81列車から8097列車まで最速95Km/hの高速列車、5461列車から8461列車は最速75Km/hの専用列車です。

○81列車…根岸から竜王へのオイル輸送列車で最速75Km/hの専用貨物時代(タキ1000登場以前の日石所有タンク車が入っていた頃から)から続く竜王向けのメイン列車です。中央東線のオイル輸送列車というとタキ1000・43000クラスは積車で最長17両になりますが、この列車も法則通り最長17両編成になり、A重油の積載車も常に連結され、機関車も高崎のEH200が通しで担当します。

○83列車…81列車と同様に根岸〜竜王のオイル輸送と山梨県内で唯一JR貨物のコンテナ扱い駅でもある竜王着のコンテナ車と二つの役割を持つ列車です。コンテナ車はコキ5500の頃から梶ヶ谷タ発で運行されましたが、今年3月ダイヤ改正からリニア残土輸送を開始した影響から東京タ発にシフトされ、後述する2083列車の一部が乗る形でグレー塗色のコキ106、コキ107が専属で入ります。タンク車は81列車と違い流動的でガソリン、灯油・軽油積載車が入る事が多いものの、時期によってはA重油積載車が入り、基本的な編成はコンテナ車4両(沿線の白州にミネラルウォーターや清涼飲料水の需要が高まる夏場は5両に増結され、様子につきましてこの月の項目に詳しく書かれていますのでお立ち寄りください)、タンク車12両です。こちらも81列車同様、根岸〜竜王とEH200が通しで担当します。

○85列車…根岸〜八王子でオイルターミナル(OT)基地向けの専用列車は3本設定され、こちらは青いタキ43000が担当していた頃の扇町発着列車(三菱石油のほか、末広町発のキグナス、浜川崎発の昭和シェルがお馴染みでした)がルーツでH21.3改正にて高速化された列車です。八王子向けはガソリン、灯油・軽油積載車だけの組成で概ね14両で連結されますが、冬場の需要/繁忙期などの増送があると最長16両になります。

○87列車…八王子のオイルターミナル基地向けの列車で根岸発着はOT専用列車由来の列車が多いですが、こちらはH26.3改正で新設の列車です。他の2列車同様、タキ1000オンリーの編成で新鶴見のEF210が牽引を担当し、根岸〜八王子の2往復目の往路に当たります。

○89列車…隅田川から北長野行きのコンテナ列車。長野県内のコンテナ扱い駅である北長野、南松本の両駅向けの他、隅田川〜東京タのシャトル列車の輸送力を補う形で越谷タ着も連結されます。中央東線のコンテナ列車では3往復設定され、H29.3改正以降はこの列車だけコキ104が入ります。

○2081列車…南松本向けのオイル輸送列車では唯一京葉臨海(浜五井)発の列車で顔ぶれもタキ1000オンリーです。元々はH11年4月に浮島町〜篠ノ井の列車と浜五井〜倉賀野の列車を交換する形で設定後、H20.3改正で高速化され、浜五井に配備されたタキ1000が常に入るもH23.3発生の東日本大震災にて発地であるコスモ石油の製油所が被災したため、半年間は運休となり、復旧後は直前に廃止された浜川崎の東亜石油(旧昭和シェル)から移動したナンバーにメンバーチェンジ。オリジナルは平成19年新製の浜五井常備車を含むJOT生え抜き車ばかりでしたが、再開後はオイルターミナルからの移籍車が多く、生え抜きでは米軍用第一陣の直前にあたる883〜890番のグループ(現在883〜887はオイルターミナルへ移籍)など少なかったものの、四日市地区や根岸の配備車との交換や本輪西からの転属車含めて近年はややこちらの方も目立つようになりました。牽引のEH200では対に当たる2080列車とペアで南流山以南の武蔵野線と京葉線内に唯一入るブルーサンダーとして注目される存在です。

○2083列車…中央東線を走る長野方面行きのコンテナ列車で89列車は隅田川発ですが、こちらは東京タ発の列車に当たります。着地の南松本の他、北長野(南松本で名古屋タからの83列車に継送)、竜王(梶ヶ谷タで前述の83列車に継送)、梶ヶ谷タ着と連結されます。梶ヶ谷タ以遠は13両編成になりますが、この時点では北長野行き2両、南松本行き11両となり、南松本着は一般8両、後3両はトランスシティの20フィートコンテナ(今秋発売されたトレーラーコレクション8でモデル化されたものです)が各車2個積まれます(積コンのため)。

○2085列車…根岸からのオイル輸送列車では各地への高速列車が設定され、坂城向けはこの列車に当たります。ルーツはH10.10改正で設定された臨時列車でこちらは積車(8461列車)が専用列車、空車(8090列車)が高速列車と先立って存在した岡部、神立向けの列車と勾配線区も手伝って逆のスタンスを取り、H14.3改正から漸く往復とも高速化されて現在に至っております。

○8097列車…根岸〜八王子のオイル輸送列車では先の85列車同様、オイルターミナルのタキ43000が運用されていた頃からの由緒ある列車で現在の85〜84列車と同じくH21.3改正から高速化されました。他2列車同様14両編成が中心ですが、輸送量によっての長短が見られるものの、近年は87〜86列車や8461〜8460列車の輸送が設定されたためでしょうか季節問わず時期によって運休する日が以前よりも増えた気がして「南群線でHD300が昼寝している」くだりがお立寄の際にみられましたら当日は運休という事です。牽引は全区間新鶴見のEF210が担当し、根岸〜八王子の1往復目の往路がこの列車です。

○5461列車…中央東線のオイル専用列車では唯一の京浜地区発南松本行きの列車にあたり、この列車番号というと民営化当初はタキ35000・45000と長野行きのタキ25000(LPガス専用車)&モービルのタキ45000を連ねた浮島町〜篠ノ井のエッソ油槽所向けの列車を思い出しますが、更にこの10数年前は現在と同じく塩浜操(現・川崎貨物)〜南松本のオイル専用列車(エッソ・モービルのタキ45000が有名)で今年3月ダイヤ改正にて5467列車から改まりました。編成は浮島町発のOTタンク車が中心で倉賀野向けの8099〜8098列車、郡山向けの8073〜8072列車(H29.3改正以前の1075〜1074列車)などと同じく旧矢羽根色のタキ1000-693〜752(川崎貨物常備)が良く入り、前方には根岸発のタキ1000(ガソリン積載)、後方には川崎車両所に全検入場した東海地区常備の私有貨車が時折ぶら下がります。

○5463列車…根岸〜坂城のオイル専用列車の2本目で前述の2085〜2084列車と編成内容では差がありませんが、冬場などにA重油積載のタキ43000やタキ44000(根岸ではほぼ見られなくなりましたが………)、灯油・軽油積載のタキ43000(44t積みの243000番代)を組成するためと言われていますが、根岸の配備車の大半がタキ1000になった今となっては有名無実となりましたが、今後も機会ある毎にチェックして参ります。篠ノ井で仕業番号が変わりますが、根岸から通しでEH200が担当します。

○8461列車…八王子のオイルターミナル基地では唯一、川崎貨物発という存在から発駅からしてメインは浮島町発と思いきや、千葉貨物からの5972列車から継送した浜五井発と根岸発5692列車から継送した根岸発と組成されています。浜五井発ではOTのタキ43000、タキ1000の他、倉賀野向けの5883〜5884列車にも連結されるJOTタキ43000(黒塗りの43t積み、44t積み車と)も入り、初狩駅に常備するホキ800の交番検査の出場はこの列車に連結されます。今年の3月ダイヤ改正から機関車+(ホキ800交番検査)+根岸発+浜五井発の順から機関車+(ホキ800交番検査)+浜五井発+根岸発の変わりました。牽引機は八王子発着では唯一、岡山のEF210が入り、普段はシングルアームの100番代が入る機会が多い故に0番代や100番代の初期に見られる下枠交差のパンタが付いたグループが時折入る稀有な存在です。

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中央線貨物列車の基礎知識2017(上り編)

 これまで『中央線貨物列車の基礎知識』は過去のデータの継ぎ足しが多かったのですが、さすがに量が多くなりましたので白紙改正の形で新たに近年の状況をも交えつつ各列車の様子をご紹介いたします。下り編に続き、上り編は対になる事が多く、文面も多少、端折る面も見られますが、両方合わせてご覧いただければ様子も把握できる事請け合いです。また、80列車から8092列車は最速95Km/hの高速列車、5460列車から8460列車は最速75Km/hの専用列車です。

○80列車…竜王から根岸へのオイル返送列車でタキ1000だけで組成されています。通常は前日の81列車の返送が多いですが、冬場を中心として83列車で到着した分は全車この列車に乗ります。

○82列車…80列車と同じ竜王〜根岸のオイル返送列車ですが、83列車で到着したコンテナ車(コキ106・107)もこの列車で梶ヶ谷タまで連結され、コンテナを積み替えて2082列車で東京タヘ戻る運用を組んでいます。タキ1000は83列車到着分があると81列車到着分の中で12両はこの列車に乗せる形を取っております。

○84列車…八王子〜根岸のオイル返送列車の一本で85列車で到着した分の対に当たります。87列車で到着した分と入れ替わりにオイルターミナルの基地から引き出され、牽引の機関車も87列車で到着した新鶴見のEF210が担当します。

○86列車…84列車と後述の8092列車と同じ八王子〜根岸のオイル返送列車です。列車番号を示す通り、前日の87列車で到着した分の返送に当たり、土日や祝日など運転が無い日があると八王子駅の1番線の北側にある線でHD300に繋がれたまま止まる事が多く、ご来店の皆さんでも気付かれた事はお有りですが、87列車@金曜or土曜着〜86列車@月曜発のパターンが見られます。こちらも新鶴見のEF210牽引の列車で一往復目の復路にあたります。

○88列車…隅田川〜北長野の89列車と対に当たるコンテナ列車です。隅田川着の他にも北長野、南松本両駅からの越谷タ着、東京タ〜隅田川のシャトル列車の輸送力を補う越谷タ〜隅田川と連結されます。

○2080列車…千葉貨物(浜五井)〜南松本のオイル専用列車である2081列車と対に当たる列車で内容は下り編に記された同列車の項を参照いただければ幸いです。牽引は全区間EH200の担当でタンク車と入れ替わりに折り返しが2081列車です。八王子駅の停車も暫く3番線停車でしたが、H29.3改正で短縮した影響で2番線停車に戻っております。

○2082列車…南松本〜東京タのコンテナ列車で2083列車と対に当たり、下りと違って北長野発の連結はありません。トランスシティの20フィートコンテナも編成の前部が指定席の様に積まれて空送らしく各車3個ずつの積載です。他にもJOTのバルクコンテナJRF商事のUM12A、30Dコンテナと往路は89列車や中央西線の81列車辺りに積まれた20フィートコンテナも見られます。梶ヶ谷タでは前述の82列車で到着した分と同駅発の分を連結して東京タヘ向かいます。

○2084列車…坂城〜根岸のオイル返送列車で2085列車の対に当たります。八王子駅は19:30過ぎの通過で3番線で折り返す快速電車や『むさしの号』の影響から日野駅の少し南側にある待避線に停車して南武、武蔵野線へと赴きます。全区間EH200の牽引ですが、対の2085列車と違い、篠ノ井で付け替えるスタイルを取っています。

○8092列車…八王子〜根岸のオイル返送列車の一本でタンク車は8097列車で到着した分ですが、牽引は八王子向けの列車で唯一85列車の対に当たるEH200牽引です。

○5460列車…南松本〜川崎貨物のオイル返送列車で大方の編成内容は5461列車と全く同じですが、八王子からは塩浜派出へ検査入場する初狩駅常備のホキ800の連結があり、編成の内訳は南松本→浮島町+南松本→根岸のタンク車が基本ですが、前には東海地区の私有貨車が川崎車両所への全検入場や関東以北への回送、後に八王子→川崎貨物のホキ800の順に連結されます。

○5462列車…坂城〜根岸のオイル返送列車でタキ43000との併結を意識して最速75Km/hになっています。他の根岸発の列車では倉賀野行きの8777/8760列車(直行)、5160〜5763/5762〜5681列車(川崎貨物経由)、宇都宮タ行きの8571/8572列車、8569/8564列車などタキ1000中心ながら冬場を中心にタキ43000(特に近年は44t積みの243000番台)の併結が見られます。

○8460列車…八王子〜川崎貨物のオイル返送列車で牽引機、タンク車共々8461列車と全く対に当たります。根岸行きは翌朝の5693列車、浜五井行きは5971列車へ継送されます。

 上り編は下り編に比べて多少、端折る面も見られますが、『貨物時刻表』の近年の版を見ると以前は機関車の付け替えも八王子、新鶴見、新小岩操(武蔵野〜京葉線のスルー運転開始前)、黒磯などで盛んに行われていたものが何処か列車とセットになった感(運転区間=牽引機の担当区間)で例を挙げると○○区の××形が東海道・山陽筋、EH500が東北筋の間合いで首都圏の近距離列車を1往復受け持つケースでしか見られなくなり、趣味的に面白い点を掘り出す事が一頃に比べると薄くなった感じがします。

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2016年10月14日 (金)

中央線貨物列車の基礎知識2016(下り編)

 例年、オープンした日のカブース・カフェには中央東線の貨物列車の概要を掲載します。先ずは下り編で武蔵野線や京浜地区から八王子、山梨、長野方面の列車について簡単な解説を紹介させていただきます。また、今年の3月ダイヤ改正から根岸発着列車が新鶴見で列車番号が変わっておりましたが、全区間同一番号(=中央線内のもの)に変わっております。

○81列車…元々は根岸から竜王へ向かう5283~5285列車でエネオスのタンク車を組成した列車で平成17年12月ダイヤ改正から75km/h運転から95km/h運転にスピードアップしたとともに編成内容もタキ1000・43000・44000・38000各形式からタキ1000ばかりになりました。平成20年3月ダイヤ改正まで2081列車、平成20年3月〜25年3月から83列車、平成25年3月ダイヤ改正から現行の列車番号に変更。平成19年3月ダイヤ改正から全区間EH200が牽引(新鶴見からの送り込みは5462列車を担当します)。

○83列車…梶ヶ谷タから竜王行きのコンテナ車をメインとした列車で時期によっては最速85Km/hの2455列車から75km/hの5487列車、平成17年12月ダイヤ改正から83列車と足並み揃えてタンク車をタキ1000に統一。コンテナ車は中央線筋では最後にコキ5500が運用された列車でコキ50000が平成16年5月頃から少しずつ入る様になってから秋頃にはすっかり同形式にバトンタッチしたものの、平成18年3月ダイヤ改正からコキ104・106・107と短い間に激しく入れ替わりましたが、平成25年3月ダイヤ改正からコンテナ列車で武蔵野線の各貨物ターミナル(梶ヶ谷タ、新座タ、越谷タ)発着列車より東京2大貨物ターミナル(東京タ、隅田川)間のシャトル列車増強の影響でしょうか、久し振りにコキ50000に戻り、コキの検査箇所で輪西派出の入場車が目立つ事から梶ヶ谷タ〜札幌タの95/94列車の間合い運用と言う事が分かりますが、ここ暫くは時期によって編成内容が変動する様になりました(後述)。平成20年3月ダイヤ改正で列車番号を2089列車から85列車(更に平成25年3月ダイヤ改正から現在の83列車)に改め、旧3076列車の部分(根岸→梶ヶ谷タ)を時刻繰下げ&統合。実際は従来通り梶ヶ谷タ発で運転する事が多く、コンテナ車は常に4両の連結ですがタンク車はタキ1000が少ないと5〜6両、冬季のピーク時中心に最長12両が連結され、冬場のピーク時は常に連結されるものの、他の時期は流動的です。今年からコンテナ車が夏場のピーク時に5両、昨冬からタンク車が13両の連結となり、季節の需要(夏=飲料水輸送のコンテナ輸送力確保、冬=灯油の需要期)に合わせて柔軟に変わる特徴が生まれました。牽引はEF64・1000番代やEF64重連の時期があったものの、現在はEH200が担当する他、平成26年3月〜今年3月ダイヤ改正から8460列車を牽引する愛知のEF64(冬場は新鶴見のEF65)が露払いで入りましたが、入れ替わる様に今年3月ダイヤ改正から根岸〜新鶴見と新鶴見のEF65牽引に変わりました。
・H18.3改正〜H25.3改正:コキ104※×4
・H25.3改正〜H26.3改正:コキ50000×4
・H26.3改正〜H26.9:コキ104※×4
・H26.9〜H27.9:コキ50000×4
・H27.9〜11:コキ50000orコキ104※×4(両者の比率はまちまち)
・H27.11〜:コキ104※×4
※=コキ104・106・107の各形式が入る

○85列車…根岸発の5279列車を平成21年3月ダイヤ改正からスピードアップする形で発足し、八王子着が21時台から12時台に大幅に変更されました。列車番号も長く名乗っていた81列車から平成25年3月のダイヤ改正で85列車に変わり、編成はタキ1000の12〜14両編成(冬場など最長16両編成)で荷卸しを終えるとその日の夕方近くに84列車で返送されます。牽引は長く新鶴見のEF210が担当しましたが、昨年3月のダイヤ改正から高崎のEH200に変わりました。

○87列車…根岸〜八王子のタンク高速列車では3本目の設定になり、平成26年3月ダイヤ改正で新たに設定しました。他の2列車同様、タキ1000の担当で編成は10両編成前後(最長16両編成)の組成になり、返送は翌日の86列車になるため、八王子駅で夜明かしする運用が復活しました。牽引は新鶴見のEF210で朝の8097〜86列車に続き2往復目の往路に当たります。

○89列車…隅田川から長野方面のコンテナ列車として昭和63年3月ダイヤ改正で新設。竜王行きの連結が行なわれた時期があるものの、平成2年3月ダイヤ改正から梶ヶ谷タ発へ移行し、以降は北長野、南松本行きの二本立てで現在に至り、昨年3月のダイヤ改正から長年使われた2459列車から最速95Km/hの89列車に改め、八王子駅の停車も16時頃の約40分から17時過ぎに数分と大幅に短縮されました。形式も運転開始以来のコキ5500から平成14年1月からコキ50000に変わり、コキ100系が平成19年の秋頃に全検入場の影響で車両不足が生じた際に南松本行きの編成で2~3両、コキ104が連結されましたが、平成20年3月ダイヤ改正前から北長野行きに時々、コキ101・100の4両ユニットが入る様になりましたが、平成25年3月ダイヤ改正から本格的にコキ104・106・107の各形式が入るようになりました。コンテナは一貫して12ftコンテナしか積まれなかったものの、時折、30系(JR貨物の20ftコンテナ)や同和通運のUM12Aが積まれる事もあります。牽引機も運転開始以来EF64(平成6年12月改正以前までは八王子付け替えで篠ノ井派所属の0番代→1000番代の重連(H20.3改正〜高崎区→H22.3愛知区、元々は本来、単機ですが、落ち葉等の空転等走行環境に影響されるため、重連[最初は秋冬のみでした]の牽引に)が担当し、愛知区へ移管してから首都圏向けの運用でこの運用の後、しなの鉄道や長野周辺を走って稲沢行きのコンテナ列車である80列車を牽いて帰投しました)が続きましたが、平成24年3月ダイヤ改正から東海道線の列車へ移行し、EH200牽引に変わり、対の88列車と隅田川〜焼島の紙輸送列車である2084/2085列車や坂城行きの84/85列車(中央東〜篠ノ井線の2085/2084列車)と組になって元のEF64が受け持っていた分を引き継ぎました。

○2081列車…千葉貨物発(タンク車は浜五井発)では唯一の南松本行きで前身は平成11年4月に中央~篠ノ井線の旧5461列車(川崎貨物→篠ノ井)、高崎線の旧5883列車(千葉貨物→倉賀野)を交換する格好で発足。運転開始当初は北館林向けを担っていた関係でタキ38000、タキ35000が中心だった浜五井では初めてタキ1000が配属されて全車が京浜地区(浮島町、浜川崎)や四日市方面から移動したもので倉賀野向けの列車(5881レ~5884レ)でも時折連結された姿が見られるものの基本的には共通運用の様でもタキ1000の比率が高く、平成19年3月ダイヤ改正で四日市発の列車で高速化する際に一部が移動して一時、タキ43000の比率が高まりましたが、秋の新製車投入で浜五井常備の新車が登場(817~822、後に803~807が四日市から転入)するも平成20年3月ダイヤ改正にてスピードアップして2081列車に改名。95Km/h列車化の影響でタキ43000やタキ38000の連結が出来なくなり、川崎貨物で5972列車〜5467列車と継送するスタイルが冬場を中心に行なわれております。牽引機は平成21年3月ダイヤ改正に於いて5275列車の牽引機と交換する格好で八王子付け替えを解消し、更に平成22年3月ダイヤ改正から数分で出発する様になりました。往復ともEH200の担当(2080レ→2081レの順)。運転時間帯が5481列車の早朝発午後着のダイヤから夜発の夜行へシフトしています。平成23年中は東日本大震災の影響で3月中旬〜10月初旬まで運休になり、浜川崎から移動したグループが参入して再開し、同じ浜五井発の倉賀野行き5883/5884レ同様、オイルターミナルの所有車から移籍したナンバーが目立つものの、この頃は四日市地区と交換して入れ替わりに入ったナンバー(この為、旧郡山常備の四日市常備車や塩浜常備車が見られます)や北海道の本輪西から移動したナンバーと混じって活躍しています。

○2083列車…東京タ・梶ヶ谷タの両駅から長野方面へ向かうコンテナ列車。平成15年10月ダイヤ改正から85km/hの2457列車をスピードアップして丸一日掛けて東京タから南松本へ赴いていたものの、午後の到着と大幅にスピードアップした為に八王子駅の停車もお昼前後から朝の数分間(更に現在は通過)と都合悪くなりました。形式は前身の2457列車が設定された平成元年3月ダイヤ改正から13年11月までコキ5500、平成13年11月から15年9月までコキ50000、2083列車発足以後の変遷は下記の通りで。牽引は長らくEF64・1000番代が担当していましたが、平成21年3月ダイヤ改正からEH200牽引に変わりました。

・H15.10~H19.3 ←コキ50000×5(東京タ→北長野・南松本)+コキ104※×6(東京タ→南松本)
・H19.3~H20.10 ←コキ50000×3(東京タ→北長野)+コキ104※×8(東京タ→南松本)
・H20.10~H25.3 ←コキ50000×2(東京タ→北長野)+コキ106・107×3[トランスシティの20フィートコンテナ積載/積コンの為、各車2個ずつの積載]+コキ104×8※(東京タ→南松本)
・H25.3〜27.3 ←コキ106・107×13(東京タ→北長野×2、東京タ→南松本×8[一般コンテナ]+3[トランスシティの20フィートコンテナ積載/積コンの為、各車2個ずつの積載])
・H27.3〜現行 ←コキ106・107×13(東京タ→北長野×2+東京タ→南松本×8[一般コンテナ]+3[トランスシティの20フィートコンテナなど積載/積コンの為、各車2個ずつの積載])
※コキ104の他、コキ106、コキ107の各形式も入る

○2085列車…根岸から坂城へ向かうタキ1000を連ねた列車で平成14年3月のダイヤ改正から5461列車をスピードアップする形で設定され、平成24年3月のダイヤ改正から列車番号も武蔵野線〜岳南行きの紙積みワム80000返送列車のコンテナ化の影響から永らく守って来た2087列車から2085列車に変更。最長17両編成は中央東線の定数一杯で同じ根岸発の81列車や5463列車と並びます。全区間EH200牽引ですが、篠ノ井でしなの鉄道線内の担当に付け替えます。

○5463列車…平成23年3月ダイヤ改正までは川崎貨物(浮島町)→西上田のオイルターミナル向けの専用列車が使っていた列車番号ですが、西上田のオイルターミナルの営業所が閉鎖された為に根岸→坂城へ運転区間を変更すると同時に同ルートの元祖である5471列車の役割を移行しました。根岸→塩尻大門までは5479列車と同じ時刻の運転で村井、辰野(平成21年3月まで)両駅着の時代はタキ43000やタキ1000の白油専用車ばかりの編成でしたが、同じ坂城着列車である2085〜2084列車同様、タキ1000編成で前2〜3両がA重油専用車、他は白油専用の最長17両編成で冬場は後2両、南松本行きのタキ1000(ガソリン積載用)が入ります。根岸発の時刻が今年3月ダイヤ改正から繰り下げ、新鶴見から80列車を牽いたEH200が折り返し担当し、このまま坂城へ向かい、返送の5775(〜5462列車)まで担当します。

○5467列車…南松本向けの列車では唯一のOT専用列車ながら編成内容は雑多で浮島町発のオイルターミナル所有タキ43000・44000・1000(この頃は時折、旧矢羽根色の川崎貨物常備車が混じります)、根岸発のJOT所有タキ1000(ガソリン積載車)で組まれ、これまで見られた八王子での作業は平成26年3月ダイヤ改正で中止となりました。目を引く所では東海道線の列車で75Km/h運転の定期列車が無くなった影響から川崎車両所に入場していた東海地区の私有貨車(矢橋工業=ホキ9500(2000)、太平洋セメント=タキ1900・ホキ1000(1100)、JOT(四日市・塩浜配備)=タキ43000・1000)の出場回送はこの列車と中央西線の5878列車や5880列車を介して送られ、昨年3月改正からは2083列車の輸送力を補う形で東京タ→南松本のコンテナ車も後2両(今年3月までは前方)に連結されるようになり、タンク車一色の編成でも目立つ存在になりました。

○8097列車…平成21年3月ダイヤ改正から高速化されましたが、根岸から八王子向けの列車では根岸駅にオイルターミナル所有のタンク車が出入りしていた頃から存在する由緒ある列車(S50.3改正の5469列車)で国鉄末期~民営化当初は時刻表上で川崎貨物発と交互に運転された日があったものの、実際は現在のこの列車に繋がり、平成14年3月ダイヤ改正から6273列車から8273列車に臨時格下げとなりましたが、平日はほぼ連日運転されるものの、輸送力の都合からオフシーズンは時々週1~2日運休。編成はタキ1000の14両編成がお決まりで時折増減が見られます。牽引のEF210は根岸〜八王子を2往復こなす1往復目の往路に当たります。

○8461列車…平成25年3月ダイヤ改正から根岸→八王子で設定した列車の発駅を川崎貨物に変え、根岸発は川崎貨物まで5692列車(一緒に本牧からのコンテナ車と連結されます)に載せる格好になり、連結両数は浜五井発との兼ね合いでしょうか10〜12両編成になります。5467列車に乗せていた浜五井→八王子のOTタンク車と塩浜派出で交番検査を受けた初狩常備のホキ800の回送がこの列車に統合され、回送が無いと最長16両編成になりますが、連結があると12両(以前は3両単位でしたが、昨年7月に1両が廃車された為4両単位に)に抑えられます。牽引機は今年の3月ダイヤ改正まで珍しく岡山区のEF210が担当していましたが、他の列車同様、新鶴見のEF210に変わりました。

○8471列車…根岸から坂城行きの列車の元祖で平成9年3月ダイヤ改正に沼垂発からシフトする格好で発足。根岸発では永らく基幹列車に位置付けられる存在でタキ1000を中心(以前はタキ43000・44000も連結)に組まれ、八王子駅には深夜12時台に下り1番線に止まる事が多かったものの、平成17年3月ダイヤ改正で2087列車と5467列車がトレードする格好で入る様になり、八王子駅の4番線に着けて入線した時期があったものの、平成19年3月ダイヤ改正から塩尻までの時刻が繰り上がり、根岸から塩尻は夕方から宵の内にかけて走ります。根岸から篠ノ井まではEH200が牽引。しなの鉄道線内もEH200牽引ですが別の仕業を担当します。平成23年3月改正から5463列車の着駅が西上田から坂城へ移行すると単機になる事が多くなり、その結果、翌年3月改正からは臨時格下げとなり、運転も繁忙期でないと見られなくなりました。

 上り列車編につきましてはこちらです。

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中央線貨物列車の基礎知識2016(上り編)

 続いて長野、山梨、八王子方面から武蔵野線、京浜地区各地へ向かう列車の概況です。

○80列車…竜王から根岸へ返送するタンク車で組成した列車で平成17年12月ダイヤ改正にて5280~5282列車をスピードアップして2080列車(旧)に改め、平成20年3月ダイヤ改正にて現在の80列車に改番しました。通常は81列車の到着分(83列車での到着があると5〜11両)がこの列車に乗りますが、83列車の到着分は全車この列車に連結されます。平成22年12月ダイヤ改正では3番線で折り返す中央線の快速電車と干渉する為、2番線の入線になりましたが、平成26年3月ダイヤ改正から平日に限り3番線に戻って停車時間もやや延びて4番線の左隣の線には同じ位に85列車が入線しているため、この時間は八王子駅の3・4番線を挿む形で根岸発着のタンク車が止まって両者照らし合わせに奮闘しております(お立ち寄りの皆さん、マスターが調査を行っていたら妨げにならない範囲でお立ち下さい)。全区間EH200の牽引で根岸からは折り返し、5463列車を担当します。

○82列車…83列車の対に当たる列車で平成17年12月ダイヤ改正以前の5488列車に相当し、平成20年3月ダイヤ改正で2088列車を改番。コンテナ車については同列車の項を参考にして頂けば幸いです。80列車の項と併せて読まれて頂ければタンク車の流れが分かりますが、通常は81列車で到着分の最長6両、冬場は主に81列車で到着した分(最長12両)を返送し、83列車での到着分でタンク車の連結が無いとこの列車もコンテナ車だけの編成になります。

○84列車…85列車の返送に当たる列車で8097〜8092列車同様、荷下ろしが終えると夕方の列車で根岸へ帰るスタイルですが元々は平成21年3月ダイヤ改正で5270列車をスピードアップする形で発足し翌年12月ダイヤ改正まで前日の夕方から入線したものを朝6時半頃に引き上げるスタイルを取っておりました。牽引も暫くEF210(新鶴見区)が続きましたが、平成24年3月〜25年3月ダイヤ改正までは久し振りに愛知区のEF64が登板し、平成25年3月ダイヤ改正から久し振りにEF210に戻りましたが、平成26年3月改正まで岡山が担当し、入れ替わりに新鶴見の担当に戻り、87列車と対の往復です。

○86列車…平成26年3月ダイヤ改正で新設した根岸〜八王子の87列車の返送に当たる列車で以前の5270列車→84列車のダイヤが復活した形です。牽引のEF210は8097列車の折り返しに当たり、根岸に戻ると87列車〜84列車と熟します。

○88列車…下りの89列車(旧2459列車)同様、平成22年3月のダイヤ改正にて2458列車を最速95Km/hにアップしたものです。北長野、南松本から隅田川行きのコンテナ列車。新座タにて入れ替えがある以外は89列車とほぼ同じですのでこちらをご参照下さい。牽引機は一貫してEF64が担当した時期が続きましたが、平成24年3月のダイヤ改正からEH200に変わり、Uターンする形で89列車を篠ノ井までけん引します。

○2080列車…2081列車の返送に当たる千葉貨物(浜五井)行きの列車で旧5464列車をスピードアップした列車です。運転時間帯が夕方発深夜着から午前発午後着と白昼の運転にシフトし、牽引機は当初は八王子を境にEF64・1000番代からEF65にバトンタッチしていましたが、現在はEH200が全区間通しでの担当に変わり、川崎貨物発の5467列車と5460列車の合間にこなす形で対の2081列車と並び、武蔵野線南流山〜京葉線内の列車では唯一のブルーサンダー牽引列車です。平成23年中は東日本大震災発生後〜10月初めまでは運休となりました。今年3月のダイヤ改正で八王子着がやや遅くなり、2番線の発着と以前のスタイルに戻りました。

○2082列車…下りの2083列車の対に当たるコンテナ列車で2456列車を平成15年10月ダイヤ改正でスピードアップ。南松本早朝発、東京タ夕方着のダイヤから夕方、南松本を出て深夜に梶ヶ谷タに到着するダイヤと大幅に変わり、列車の着駅も永らく続いた梶ヶ谷タから2083列車と足並み揃えて東京タ着に変更し、列車の役割も平成25年3月改正からメインだった福岡タ直行(梶ヶ谷タから1053列車継送)をやめ、全車東京タ行きに変わりました。EF64重連から平成19年3月ダイヤ改正でEH200(平成20年3月~21年3月ダイヤ改正までEF64・1000番代)と牽引機が転々するし、編成内容も平成25年3月ダイヤ改正から南松本→福岡タのコキ104・106・107+南松本→東京タ(以前は梶ヶ谷タから98列車継送)のコキ106・107+南松本→梶ヶ谷タのコキ50000から全車南松本→東京タのコキ106・107(前3両は主に海上コンテナ積み)の編成に変わりました。

○2084列車…坂城から根岸へタンク車(タキ1000)を返送する列車で平成14年3月ダイヤ改正にて5462列車の根岸行きをスピードアップする格好で設定されました。2085列車のタンク車とは対に相当します。当初は川崎貨物回りで根岸行きに継送して返送したものの、平成16年3月ダイヤ改正から高崎線の5772列車と交換する形で根岸着に変わりました。貨物列車が必ず停車する八王子は折り返し電車がある影響で2番線を通過する形で日野の西側にある鉄道総研分室脇の中線で時間調整を行っておりましたが、昨年3月ダイヤ改正から山線の停車時刻を見直し、1時間程遅く通過する様になりました。列車番号に関して平成24年3月のダイヤ改正から対の2087→2085列車同様、ワム80000から移行したコンテナ列車に明け渡し、2086列車を改めました。牽引機は全区間EH200の担当ながら平成27年3月改正ではスルーですが、以前は篠ノ井、南松本(篠ノ井〜南松本の担当は2082列車、南松本〜根岸の担当は2081列車と繋がります)で付け替えを行いました。

○5460列車…南松本から川崎貨物への返送列車で5467列車と対に相当します。浮島町や根岸へ返送されるタンク車が中心ですが、平成20年3月ダイヤ改正で東海道線の75Km/h列車の臨時格下げの影響で東海地区→首都圏への貨車の回送(特に川崎車両所に全検入場する東海地区常備の私有貨車)はこの列車を使うケースが見られる様になりました。平成22年3月ダイヤ改正で5462列車の時刻変更から八王子発の貨車の返送(浮島町、根岸行き→昨年3月から浜五井行きのタンク車→8460列車へ移行)、検査車の入場(ホキ800の塩浜派出への検査入場)と連結する為に30分程停車します(休日ダイヤは『むさしの』号運転の関係で10分弱です)。

○5462列車…下りの5463列車と対になる格好で西上田向けの列車の列車番号を継承した根岸〜坂城の列車でこちらも南松本から旧5478列車のダイヤを引き継いでいます。全区間EH200の牽引で基本的には新鶴見で付け替え(篠ノ井でも行われましたが、平成24年度中と平成26年度中は存在しました)を行い、引き継いだ分は翌朝の竜王行き(81〜80レ)の担当です。

○8092列車…75Km/h時代の8272列車に当たる列車で平成21年3月のダイヤ改正からスピードアップ。8097列車の返送に当たり、根岸駅にオイルターミナルの青いタンク車が入っていた頃からの歴史を有する由緒ある列車(S50.3改正の5470列車)で平成元年3月ダイヤ改正から3470列車(南松本→新興に設定)が廃止された関係で新興行きの昭和電工のアルミナ返送、ホキ2200返送(南松本発、後年、大川着に振替)、奥多摩からの重油タキ返送(タキ1500→平成3年頃からタキ9800に置換え、平成8年3月改正から根岸に着駅変更)と同列車に連結されたルートがこの列車に振り替えられましたが、ホキ2200は平成9年3月改正、重油返送は平成10年夏、アルミナ返送は平成12年3月に廃止された為、列車番号も5272列車から8272列車に平成14年3月ダイヤ改正で変更。臨時スジと言いつつも定期スジの様にウィークデーはほぼ毎日運転があります。85列車を牽引した高崎のEH200(昨年3月ダイヤ改正までは新鶴見のEF210)がトンボ帰りでこなし、この列車を根岸まで通しで担当します。

○8460列車…下りの8461列車の返送に相当する八王子から川崎貨物への列車で経緯についても同列車の項を参考して頂ければ幸いです。8461列車同様、平成26年3月のダイヤ改正から着駅が根岸から川崎貨物に変わり、牽引機は3月ダイヤ改正まで愛知のEF64(冬場は新鶴見のEF65)が担当して注目しましたが、タンク車と一緒に8461列車を牽引した新鶴見のEF210の担当です。タンク車に関して根岸行きは5693列車、浜五井行きは5971列車に継送されます。

○8470列車…坂城から根岸の返送列車で8471列車の対に相当し、平成23年3月のダイヤ改正からは西上田→川崎貨物の旧5462列車(更に遡ると5468→8468列車)が使っていたダイヤへ繰り下げたものの、同列車に役割を委譲した関係でしょうか臨時格下げとなりました。

 下り列車編につきましてはこちらです。

 簡単ではありますが、下り編と対になってしまう為に文面も端折り気味となりましたので下り編、上り編と両方読まれて頂ければ幸いです。乱筆乱文にて失礼します。

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