« 中央線貨物列車の基礎知識2018〜下り編 | トップページ | H30.10.16 八王子駅 »

2018年10月14日 (日)

中央線貨物列車の基礎知識2018〜上り編

 これまで『中央線貨物列車の基礎知識』は過去のデータの継ぎ足しが多かったのですが、さすがに量が多くなりましたので白紙改正の形で新たに近年の状況をも交えつつ各列車の様子をご紹介いたします。下り編に続き、上り編は対になる事が多く、文面も多少、端折る面も見られますが、両方合わせてご覧いただければ様子も把握できる事請け合いです。また、80列車から8092列車は最速95Km/hの高速列車、5460列車から8460列車は最速75Km/hの専用列車です。

○80列車…竜王から根岸へのオイル返送列車でタキ1000だけで組成されています。通常は前日の81列車の返送が多いですが、冬場を中心として83列車で到着した分は全車この列車に乗ります。

○82列車…80列車と同じ竜王〜根岸のオイル返送列車ですが、83列車で到着したコンテナ車(コキ106・107)もこの列車で梶ヶ谷タまで連結され、コンテナを積み替えて2082列車で東京タヘ戻る運用を組んでいます。タキ1000は83列車到着分があると81列車到着分の中で12両はこの列車に乗せる形を取っております。

○84列車…八王子〜根岸のオイル返送列車の一本で85列車で到着した分の対に当たります。87列車で到着した分と入れ替わりにオイルターミナルの基地から引き出され、牽引の機関車も87列車で到着した高崎のEH200(根岸〜八王子の2往復目)が担当します。

○86列車…84列車と後述の8092列車と同じ八王子〜根岸のオイル返送列車です。列車番号を示す通り、前日の87列車で到着した分の返送に当たり、土日や祝日など運転が無い日があると八王子駅の1番線の北側にある線でHD300に繋がれたまま止まる事が多く、ご来店の皆さんでも気付かれた事はお有りですが、87列車@金曜or土曜着〜86列車@月曜発のパターンが見られます。こちらもEH200牽引の八王子〜根岸2往復仕業で一往復目の復路にあたります。

○88列車…隅田川〜北長野の89列車と対に当たるコンテナ列車です。隅田川着の他にも北長野、南松本両駅からの越谷タ着、東京タ〜隅田川のシャトル列車の輸送力を補う越谷タ〜隅田川と連結されます。

○2080列車…千葉貨物(浜五井)〜南松本のオイル専用列車である2081列車と対に当たる列車で内容は下り編に記された同列車の項を参照いただければ幸いです。牽引は全区間EH200の担当でタンク車と入れ替わりに折り返しが2081列車です。八王子駅の停車も暫く3番線停車でしたが、H29.3改正で短縮した影響で2番線停車に戻っております。

○2082列車…南松本〜東京タのコンテナ列車で2083列車と対に当たり、下りと違って北長野発の連結はありません。トランスシティの20フィートコンテナも編成の前部が指定席の様に積まれて空送らしく各車3個ずつの積載です。他にもJOTのバルクコンテナやJRF商事、DOWA運輸のUM12A、30Dコンテナと往路は89列車や中央西線の81列車辺りに積まれた20フィートコンテナも見られます。梶ヶ谷タでは前述の82列車で到着した分と同駅発の分を連結して東京タヘ向かいます。

○2084列車…坂城〜根岸のオイル返送列車で2085列車の対に当たります。八王子駅は19:30過ぎの通過で3番線で折り返す快速電車や『むさしの号』の影響から日野駅の少し南側にある待避線に停車して南武、武蔵野線へと赴きます。全区間EH200の牽引ですが、対の2085列車と違い、篠ノ井で付け替えるスタイルを取っています。

○8092列車…八王子〜根岸のオイル返送列車の一本でタンク車は8097列車で到着した分ですが、先述どおり、この頃は運休が多く、HD300が昼寝していると運転が無い事が一目瞭然です。

○5460列車…南松本〜川崎貨物のオイル返送列車で大方の編成内容は5461列車と全く同じですが、八王子からは塩浜派出へ検査入場する初狩駅常備のホキ800の連結があり、編成の内訳は南松本→浮島町+南松本→根岸のタンク車が基本ですが、前には東海地区の私有貨車が川崎車両所への全検入場や関東以北への回送、後に八王子→川崎貨物のホキ800の順に連結されます。

○5462列車…坂城〜根岸のオイル返送列車でタキ43000との併結を意識して最速75Km/hになっています。他の根岸発の列車では倉賀野行きの8777/8760列車(直行)、5160〜5763/5762〜5681列車(川崎貨物経由)、宇都宮タ行きの8571/8572列車、8569/8564列車などタキ1000中心ながら冬場を中心にタキ43000(特に近年は44t積みの243000番台)の併結が見られます。

○8460列車…八王子〜川崎貨物のオイル返送列車で牽引機、タンク車共々8461列車と全く対に当たります。根岸行きは翌朝の5693列車、浜五井行きは5971列車へ継送され、昨冬から復活した浮島町行きはこの列車の機関車次位に入ります。

 今年の3月ダイヤ改正の動向を見るとこれと言った大きな動きも見られず、有っても牽引機の変更が見られた程度で今後、JX関係で根岸発着と浮島町発着とでどの様に変わるのか注目されます。

|

« 中央線貨物列車の基礎知識2018〜下り編 | トップページ | H30.10.16 八王子駅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144824/67256511

この記事へのトラックバック一覧です: 中央線貨物列車の基礎知識2018〜上り編:

« 中央線貨物列車の基礎知識2018〜下り編 | トップページ | H30.10.16 八王子駅 »