« H27.10.13 八王子駅 | トップページ | H27.10.18 真岡鐵道見学会 »

2015年10月14日 (水)

中央線貨物列車の基礎知識2015(上り編)

 続いて長野、山梨、八王子方面から武蔵野線、京浜地区各地へ向かう列車の概況です。

○80列車…竜王から根岸へ返送するタンク車で組成した列車で平成17年12月ダイヤ改正にて5280~5282列車をスピードアップして2080列車(旧)に改め、平成20年3月ダイヤ改正にて現在の80列車に改番しました。通常は81列車の到着分(83列車での到着があると5〜11両)がこの列車に乗りますが、83列車の到着分は全車この列車に連結されます。平成22年12月ダイヤ改正では3番線で折り返す中央線の快速電車と干渉する為、2番線の入線になりましたが、平成26年3月ダイヤ改正から平日に限り3番線に戻って停車時間もやや延びて4番線の左隣の線には同じ位に85列車が入線しているため、この時間は八王子駅の3・4番線を挿む形で根岸発着のタンク車が止まって両者照らし合わせに奮闘しております(お立ち寄りの皆さん、マスターが調査を行っていたら妨げにならない範囲でお立ち下さい)。全区間EH200の牽引(H27.3改正時点ではスルーでこの後は5474〜5463列車を担当)、新鶴見からは根岸→倉賀野の5079列車を牽く新鶴見区のEF210の送り込みも入ります。

○82列車…83列車の対に当たる列車で平成17年12月ダイヤ改正以前の5488列車に相当し、平成20年3月ダイヤ改正で2088列車を改番。コンテナ車については同列車の項を参考にして頂けば幸いです。80列車の項と併せて読まれて頂ければタンク車の流れが分かりますが、通常は81列車で到着分の最長6両、冬場は主に81列車で到着した分(最長12両)を返送し、83列車での到着分でタンク車の連結が無いとこの列車もコンテナ車だけの編成になります。

○84列車…85列車の返送に当たる列車で8097〜8092列車同様、荷下ろしが終えると夕方の列車で根岸へ帰るスタイルですが元々は平成21年3月ダイヤ改正で5270列車をスピードアップする形で発足し翌年12月ダイヤ改正まで前日の夕方から入線したものを朝6時半頃に引き上げるスタイルを取っておりました。牽引も暫くEF210(新鶴見区)が続きましたが、平成24年3月〜25年3月ダイヤ改正までは久し振りに愛知区のEF64が登板し、平成25年3月ダイヤ改正から久し振りにEF210に戻りましたが、平成26年3月改正まで岡山が担当し、入れ替わりに新鶴見の担当に戻り、87列車と対の往復です。

○86列車…平成26年3月ダイヤ改正で新設した根岸〜八王子の87列車の返送に当たる列車で以前の5270列車→84列車のダイヤが復活した形です。牽引のEF210は8097列車の折り返しに当たり、根岸に戻ると96〜87列車…84〜95列車と熟します。

○88列車…下りの89列車(旧2459列車)同様、平成22年3月のダイヤ改正にて2458列車を最速95Km/hにアップしたものです。北長野、南松本から隅田川行きのコンテナ列車。新座タにて入れ替えがある以外は89列車とほぼ同じですのでこちらをご参照下さい。牽引機は一貫してEF64が担当した時期が続きましたが、平成24年3月のダイヤ改正からEH200に変わり、Uターンする形で89列車を篠ノ井までけん引します。

○2080列車…2081列車の返送に当たる千葉貨物(浜五井)行きの列車で旧5464列車をスピードアップした列車です。運転時間帯が夕方発深夜着から午前発午後着と白昼の運転にシフトし、牽引機は当初は八王子を境にEF64・1000番代からEF65にバトンタッチしていましたが、現在はEH200が全区間通しでの担当に変わり、川崎貨物発の5467列車と5460列車の合間にこなす形で対の2081列車と並び、武蔵野線南流山〜京葉線内の列車では唯一のブルーサンダー牽引列車です。平成23年中は東日本大震災発生後〜10月初めまでは運休となりました。平成25年3月ダイヤ改正からは中央線の快速電車の大幅なダイヤ変更の影響で80列車同様2番線の短時間停車から3番線に10分程止まる様になりました。

○2082列車…下りの2083列車の対に当たるコンテナ列車で2456列車を平成15年10月ダイヤ改正でスピードアップ。南松本早朝発、東京タ夕方着のダイヤから夕方、南松本を出て深夜に梶ヶ谷タに到着するダイヤと大幅に変わり、列車の着駅も永らく続いた梶ヶ谷タから2083列車と足並み揃えて東京タ着に変更し、列車の役割も平成25年3月改正からメインだった福岡タ直行(梶ヶ谷タから1053列車継送)をやめ、全車東京タ行きに変わりました。EF64重連から平成19年3月ダイヤ改正でEH200(平成20年3月~21年3月ダイヤ改正までEF64・1000番代)と牽引機が転々するし、編成内容も平成25年3月ダイヤ改正から南松本→福岡タのコキ104・106・107+南松本→東京タ(以前は梶ヶ谷タから98列車継送)のコキ106・107+南松本→梶ヶ谷タのコキ50000から全車南松本→東京タのコキ106・107(前4両は主に海上コンテナ積み)の編成に変わりました。

○2084列車…坂城から根岸へタンク車(タキ1000)を返送する列車で平成14年3月ダイヤ改正にて5462列車の根岸行きをスピードアップする格好で設定されました。2085列車のタンク車とは対に相当します。当初は川崎貨物回りで根岸行きに継送して返送したものの、平成16年3月ダイヤ改正から高崎線の5772列車と交換する形で根岸着に変わりました。貨物列車が必ず停車する八王子は折り返し電車がある影響で2番線を通過する形で日野の西側にある鉄道総研分室脇の中線で時間調整を行っておりましたが、昨年3月ダイヤ改正から山線の停車時刻を見直し、1時間程遅く通過する様になりました。列車番号に関して平成24年3月のダイヤ改正から対の2087→2085列車同様、ワム80000から移行したコンテナ列車に明け渡し、2086列車を改めました。牽引機は全区間EH200の担当ながら平成27年3月改正ではスルーですが、以前は篠ノ井、南松本(篠ノ井〜南松本の担当は2082列車、南松本〜根岸の担当は2081列車と繋がります)で付け替えを行いました。

○5460列車…南松本から川崎貨物への返送列車で5467列車と対に相当します。浮島町や根岸へ返送されるタンク車が中心ですが、平成20年3月ダイヤ改正で東海道線の75Km/h列車の臨時格下げの影響で東海地区→首都圏への貨車の回送(特に浮島町のJOTサービスセンター→川崎車両所に全検入場するタキ43000、タキ1000が入ります)はこの列車を使うケースが見られる様になりました。平成22年3月ダイヤ改正で5462列車の時刻変更から八王子発の貨車の返送(浮島町、根岸行き→昨年3月から浜五井行きのタンク車→8460列車へ移行)、検査車の入場(ホキ800の塩浜派出への検査入場)と連結する為に30分程停車します。

○5462列車…下りの5463列車と対になる格好で西上田向けの列車の列車番号を継承した根岸〜坂城の列車でこちらも南松本から旧5478列車のダイヤを引き継いでいます。全区間EH200の牽引で基本的には新鶴見で付け替え(篠ノ井でも行われましたが、平成24年度中と平成26年度中は存在しました)を行い、引き継いだ分は翌朝の竜王行き(81〜80レ)の担当です。

○8092列車…75Km/h時代の8272列車に当たる列車で平成21年3月のダイヤ改正からスピードアップ。8097列車の返送に当たり、根岸駅にオイルターミナルの青いタンク車が入っていた頃からの歴史を有する由緒ある列車(S50.3改正の5470列車)で平成元年3月ダイヤ改正から3470列車(南松本→新興に設定)が廃止された関係で新興行きの昭和電工のアルミナ返送、ホキ2200返送(南松本発、後年、大川着に振替)、奥多摩からの重油タキ返送(タキ1500→平成3年頃からタキ9800に置換え、平成8年3月改正から根岸に着駅変更)と同列車に連結されたルートがこの列車に振り替えられましたが、ホキ2200は平成9年3月改正、重油返送は平成10年夏、アルミナ返送は平成12年3月に廃止された為、列車番号も5272列車から8272列車に平成14年3月ダイヤ改正で変更。臨時スジと言いつつも定期スジの様にウィークデーはほぼ毎日運転があります。85列車を牽引した高崎のEH200(今年3月ダイヤ改正までは新鶴見のEF210)がトンボ帰りでこなし、この列車を根岸まで通しで担当します。

○8460列車…下りの8461列車の返送に相当する八王子から川崎貨物への列車で経緯についても同列車の項を参考して頂ければ幸いです。8461列車同様、昨年3月のダイヤ改正から着駅が根岸から川崎貨物に変わり、牽引機は久し振りに愛知のEF64(冬場は新鶴見のEF65)が担当。この後は梶ヶ谷タの構内入換を担当します。タンク車に関して根岸行きは5693列車、浜五井行きは5971列車に継送されます。

○8470列車…坂城から根岸の返送列車で8471列車の対に相当し、平成23年3月のダイヤ改正からは西上田→川崎貨物の旧5462列車(更に遡ると5468→8468列車)が使っていたダイヤへ繰り下げたものの、同列車に役割を委譲した関係でしょうか臨時格下げとなりました。

 下り列車編につきましてはこちらです。

 簡単ではありますが、下り編と対になってしまう為に文面も端折り気味となりましたので下り編、上り編と両方読まれて頂ければ幸いです。乱筆乱文にて失礼します。

|

« H27.10.13 八王子駅 | トップページ | H27.10.18 真岡鐵道見学会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中央線貨物列車の基礎知識2015(上り編):

« H27.10.13 八王子駅 | トップページ | H27.10.18 真岡鐵道見学会 »