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2008年10月14日 (火)

中央線貨物列車の基礎知識2008(上り編)

 引き続き、上り列車についてまとめてみました。

○80列車…竜王から根岸へ返送するタンク車で組成する列車で平成17年12月ダイヤ改正にて5280〜5282列車をスピードアップした列車で平成20年3月ダイヤ改正にて旧2080列車を改番。通常は83列車の到着分から11両がこの列車に乗りますが、冬場は前日の83列車の一部と85列車で到着したタキ1000にて組成されます。

○82列車…85列車の対に当たる列車で平成17年12月ダイヤ改正以前の5488列車で平成20年3月ダイヤ改正で2088列車を改番。コンテナ車については同列車の項を参考にして頂けば幸いです。80列車と併せて読まれて頂ければタンク車の流れが分かりますが、通常は80列車で到着分の最長6両、冬場は主に80列車で到着した分(最長12両)を返送します。

○2080列車…2081列車の返送に当たる千葉貨物(浜五井)行きの列車で旧5464列車をスピードアップした列車です。運転時間帯が夕方発深夜着から午前発午後着と白昼の運転にシフトし、牽引機は南松本から八王子までEF64・1000番代、八王子から蘇我はEF65(前日の5275列車の折り返し)の牽引からEH200が全区間(蘇我まで)担当に変わり、対の5275列車と共に武蔵野線の武蔵浦和以遠、京葉線を唯一走るブルーサンダーとして注目すべき存在です。

○2082列車…下りの2083列車の対に当たるコンテナ列車で2456列車を平成15年10月ダイヤ改正でスピードアップ。南松本早朝発、東京タ夕方着のダイヤから夕方、南松本を出て深夜に梶ヶ谷タに到着するダイヤと大幅に変わりました。EF64重連から平成19年3月ダイヤ改正でEH200、平成20年3月ダイヤ改正でEF64・1000番代と牽引機が転々するも編成内容は南松本→福岡タ(梶ヶ谷タで2060〜5051列車に継送)のコキ104と北長野→東京タのコキ106(平成20年10月から)、南松本→梶ヶ谷タのコキ50000で組成されます。

○2086列車…坂城から根岸へタンク車(タキ1000)を返送する列車で平成14年3月ダイヤ改正にて5462列車の根岸行きをスピードアップする格好で設定されました。2087列車のタンク車とは対に相当します。当初は川崎貨物回りで根岸行きに継送して返送したものの、平成16年3月ダイヤ改正から高崎線の5772列車と交換する形で根岸着に変わりました。貨物列車が必ず停車する八王子は折り返し電車がある影響で2番線を通過する形で日野の西側にある鉄道総研分室脇の中線で時間調整します。

○2458列車…2459列車の対に当たる北長野、南松本から隅田川行きのコンテナ列車。新座タにて入れ替えがある以外は2459列車とほぼ同じですのでこちらをご参照下さい。機関車運用は2459列車の対で高崎区のEF64・1000番代(通常は単行、走行環境に影響が出る秋冬期は重連)が担当。

○5270列車…5279列車の返送に当たる列車で以前は川崎貨物行きで運行され、平成17年12月ダイヤ改正以降は根岸着(新鶴見以遠は5269列車)に変更。タンク車、牽引機とも5279列車と同じナンバーが往復で入り、中央線では珍しくEF210が牽引を担当。出発時刻が後述する8272列車は正午前と長年固定されているものの、平成12年12月ダイヤ改正以前:11時台前半→平成12年12月〜17年12月ダイヤ改正以降:9時台前半→現在:11時前と平成12年12月改正以後は5482列車と絡んでいる事も伺えます。

○5460列車…南松本から川崎貨物への返送列車で5467列車と対に相当します。浮島町や根岸、浜五井へ返送されるタンク車がメインで長野管内の北長野、南松本から塩浜派出(現在は熊谷タ派出)、川崎車両所に検査入場するコキ50000はこの列車を利用して回送されます。平成20年3月ダイヤ改正で東海道線の75Km/h列車の臨時格下げの影響で東海地区→首都圏への貨車の回送はこの列車を使うケースが見られる様になりました。

○5462列車…西上田からの返送車がメインで5463列車と対に当たります。オイルターミナルのタンク車は浮島町行き、根岸行きのJOT車は下りでは長野行きが5463列車、坂城行き(篠ノ井で8760列車に継送)は5465列車で送られるものの、上りは余程の事が無い限りはこの列車に連結されます。冬場は坂城発のみの連結になり、八王子から浮島町へ返送するタンク車(平成16年12月頃に5270列車から移動)や塩浜派出、川崎車両所に検査入場するホキ800が連結。元々は5460列車に連結されたものが平成15年10月ダイヤ改正から時間帯が繰り上がった関係でこの列車に移り、牽引機は平成20年3月ダイヤ改正まで八王子にてEF64・1000番代に付け替えておりましたが、篠ノ井から通しでEH200が担当します。

○5470列車…坂城から根岸の返送列車で5471列車の対に相当します。篠ノ井から根岸はEH200がロングラン仕業をこなし、後は3093列車で岡部までタキ1000を牽いた後は所属区所である高崎機関区へ帰ります。

○5478列車…南松本から根岸行きの返送で5479列車の対に相当し、村井発と辰野発の返送車で組成されます。順序は南松本まで8685列車で到着した村井発が前に来て5579列車の編成を村井発、辰野発の順になります。八王子駅は23時54分着、56分発と短く調査も駆け足になりますが、マスター自身は根岸の車は熟知しているので見落としや書き落とし(検査出場車や新製車は出来るだけ確認します)しないよういつも心掛けています。この時間帯は5478列車→5470列車→5467列車の流れで慌ただしいものです。

○5482列車…八王子から京葉地区(浜五井、北袖)へ返送する列車でオイルターミナルのタンク車が編成されます。普通、八王子方面の列車は5200番代の列車番号が振られますが、根岸線関係の影響でしょうか5400番台が使われているのは前身の東花輪(身延線)発時代のものをそのまま流用しています。共石→JOMOのタキ35000・45000・9900(19922のみ)、JOTのタキ35000・9900の各形式が運用されておりました。東花輪発の併結時代は平成10年10月改正までで武蔵野→常磐→総武線経由の時代は夕方出発するダイヤから平成12年12月改正から現在の武蔵野→京葉線経由に変わってから午前中(10時台:平成16年10月改正で繰り上げ→9時台:平成17年12月改正で現5270列車とトレード)の出発に変わり、タンク車の運用効率が向上してこれまでの2編成から1編成に変わりました。2駅着の他に時折、千葉貨物で解放して交番検査に入場するタンク車も連結されます。

○8272列車…8273列車の返送に当たる八王子から根岸行きの列車です。歴史的経緯で千の桁が変わりつつあるものの、役割は変わりません。平成元年3月ダイヤ改正から3470列車(南松本→新興に設定)が廃止された関係で新興行きの昭和電工のアルミナ返送、ホキ2200返送(南松本発、後年、大川着に振替)、奥多摩からの重油タキ返送(タキ1500→平成3年頃からタキ9800に置換え、平成8年3月改正から根岸に着駅変更)と同列車に連結されたルートがこの列車に振り替えられましたが、ホキ2200は平成9年3月改正、重油返送は平成10年夏、アルミナ返送は平成12年3月に廃止された為、列車番号も5272列車から8272列車に平成14年3月ダイヤ改正で変更。臨時スジと言いつつも定期スジの様にウィークデーはほぼ毎日運転があります。牽引は8273列車の対で高崎のEH200が担当し、時々八王子で入換をするDE10の差し替え、東急電車の甲種輸送を牽いたEF65やDE10の回送をこの列車を利用して無動力回送されます。

 簡単ではありますが、下り編と対になってしまう為に文面も端折り気味となりましたので下り編、上り編と両方読まれて頂ければ幸いです。乱筆乱文にて失礼します。

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