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2006年10月15日 (日)

中央線貨物列車の基礎知識(下り編)

 当ブログの基礎知識と称して中央線の貨物列車の現状をまとめてみました。

○2081列車…元々は根岸から竜王へ向かう5283〜5285列車でエネオスのタンク車を組成した列車で平成17年12月ダイヤ改正から75km/h運転から95km/h運転にスピードアップしたとともに編成内容もタキ1000・43000・44000・38000各形式からタキ1000ばかりになりました。新鶴見からEF64重連が牽引。

○2083列車…東京タ・梶ヶ谷タの両駅から長野方面へ向かうコンテナ列車。平成15年10月ダイヤ改正から85km/hの2457列車をスピードアップして丸一日掛けて東京タから南松本へ赴いていたものの、午後の到着と大幅にスピードアップした為に八王子駅の停車もお昼前後から朝の数分間と都合悪くなりました。形式は前身の2457列車が発足した平成元年3月ダイヤ改正から13年11月までコキ5500、平成13年11月から15年9月までコキ50000、現在はコキ50000(梶ヶ谷タ→南松本・北長野、東京タ→北長野)、コキ104・106(東京タ→南松本)が連結。中央東線の山線(八王子以遠)では唯一、EF64・1000番代が牽引を担当。

○2087列車…根岸から坂城へ向かうタキ1000を連ねた列車で平成14年3月のダイヤ改正から5461列車をスピードアップする形で設定されました。最長17両編成は中央東線の定数一杯で同じ根岸発の2081列車や5471列車と並びます。根岸から篠ノ井までEH200牽引。

○2089列車…梶ヶ谷タから竜王行きのコンテナ車をメインとした列車で時期によっては最速85Km/hの2455列車から75km/hの5487列車、平成17年12月ダイヤ改正から2081列車と足並み揃えてタンク車をタキ1000に統一。コンテナ車は中央線筋では最後にコキ5500が運用された列車でコキ50000が平成16年5月頃から少しずつ入る様になってから秋頃にはすっかり同形式にバトンタッチしたものの、平成18年3月ダイヤ改正からコキ104・106と短い間に激しく入れ替わり、以前は八王子の総合鉄道部で交番検査を行なっていた頃はこの列車の連結でこれから見ると4年振りに見られる格好となりました。タンク車は根岸→梶ヶ谷タを3076列車に連結されたタキ1000が継送されて普段でも6両程度、冬季のピーク時でも最長12両が連結されます。牽引はEF64・1000番代やEF64重連の時期があったものの、現在はEH200が担当。

○2459列車…隅田川から長野方面のコンテナ列車として昭和63年3月ダイヤ改正で新設。竜王行きの連結が行なわれた時期があるものの、平成2年3月ダイヤ改正から梶ヶ谷タ発にシフトし、以降は北長野、南松本行きの編成で現在に至り、形式も運転開始以来のコキ5500から平成14年1月からコキ50000に変わり、コンテナは一貫して12Ftコンテナしか積まれなかったものの、近頃は時折、30Aが積まれる事もあります。

○5275列車…八王子にあるオイルターミナル基地向けの列車で千葉貨物発で示す通り京葉地区の浜五井、北袖から発送されます。オイルターミナルの青いタンク車が10両前後で組成するものの、季節によっては5481列車を補う格好で浜五井→南松本(5467列車に継送)も併結されます。総武→新金→常磐ルート時代はお昼前の到着でしたが、平成12年12月から京葉→武蔵野線経由に切り替えてからは23時台の到着です。

○5279列車…元々は京浜地区から八王子のオイルターミナルへ赴く列車で日石三菱が発足した頃から根岸発のタンク車が川崎貨物経由で運ぶ様になり、ついに平成17年12月ダイヤ改正から列車番号を6279列車から現在の5279列車に改めると共に根岸からの直行に変更され、新鶴見から上越線筋以外では珍しいEF64・1000番代同士の重連牽引が注目されます。

○5463列車…京浜地区(浮島町、末広町)から西上田にあるオイルターミナルへ行く列車がメインに組まれた列車で日石三菱合併前は扇町にあった旧三菱石油の製油所から発送したものを平成11年9月に根岸発に変更した後、平成14年3月改正から5469列車から移る格好で浮島町発メインとなりました。オイルターミナル所有車は10両前後が多く、編成の前方には根岸から長野行きのタキ1000・43000(いずれも灯軽専用車、A重油専用車のみ)・44000が篠ノ井まで連結され、西上田行きはしなの鉄道線内で5772列車、長野行きは篠ノ井で8385列車に継送されます。

○5465列車…平成14年3月のダイヤ改正から同じルートを走る5463列車のサブ的位置付けの形で発足し、塩尻から先は知多発の列車のスジを継承した格好となっています。浮島町発の車が大半でタキ44000は滅多に連結されません。根岸発は秋冬に坂城行き(篠ノ井から8760列車に継送)が5両連結されます。こちらはEH200の牽引で夏場は平成18年度の実績では週2回(火・木発)しかありません。

○5467列車…南松本向けの列車では唯一のOT専用列車ながら編成内容は雑多で浮島町・末広町発のオイルターミナル所有タキ43000・44000・1000、根岸発のJOT所有タキ1000(ガソリン積載車)、検査上がりのコキ50000に八王子行きでは塩浜派出から検査出場のホキ800、浮島町発のタキ43000(平成17年12月ダイヤ改正で6279列車から移動)が連結され、時期によっては5275列車で到着した浜五井発のタンク車も連結。近年は編成が短く少々つまらない印象です。

○5471列車…根岸から坂城行きの列車の元祖で平成9年3月ダイヤ改正に沼垂発からシフトする格好で発足。通年、最長17両と根岸発では基幹列車に位置付けられる存在でタキ1000・43000・44000各形式が連結される。長らく八王子駅には深夜12時台に下り1番線に止まる事が多かったものの、平成17年3月ダイヤ改正で2087列車と5467列車がトレードする格好で入る様になり、八王子駅の4番線に着けて2分で出発します。根岸から篠ノ井まではEH200が牽引。

○5479列車…前述の5471列車と同様に新潟の沼垂発をシフトする格好で平成10年10月ダイヤ改正から発足。時刻表上では南松本行きで運転開始から平成12年9月頃までは同駅のオイルターミナル基地向けのA重油専用車が連結された事があるものの、メインは村井行きと辰野行きのガソリンや灯油・軽油を運ぶタキ1000・43000が多く、月に数度、村井行きでタキ1000のA重油専用車やタキ44000が連結。大半が新潟発時代から相続した格好で5578列車に継送されますが、村井行きの一部は南松本から8684列車に継送されます。

○5481列車…千葉貨物発(タンク車は浜五井発)では唯一の南松本行きで平成11年4月に中央〜篠ノ井線の旧5461列車(川崎貨物→篠ノ井)、高崎線の旧5883列車(千葉貨物→倉賀野)を交換する格好で発足。運転開始当初は北館林向けを担っていた関係でタキ38000、タキ35000が中心だった浜五井では初めてタキ1000が配属されて全車が京浜地区(浮島町、浜川崎)や四日市方面から移動したもので倉賀野向けの列車(5881レ〜5884レ、8885レ〜5882レ…8963レ)でも時折連結された姿が見られるものの基本的には共通運用の様でもタキ1000の比率が高いのが特徴です。他にタキ43000(500番台以前は白油、600番代、44t車はA重油専用)、タキ44000(青塗りの44175、44182も良く入ります)、タキ38000、タキ35000の各形式が連結されます。

○8273列車…根岸から八王子向けの列車では根岸駅にオイルターミナル所有のタンク車が運用した頃から存在する由緒ある列車で国鉄末期〜民営化当初は時刻表上で川崎貨物発と交互に運転された日があったものの、実際は現在のこの列車に繋がります。平成14年3月ダイヤ改正から6273列車から8273列車に臨時格下げされたものの、平日はほぼ連日運転され、平成15年10月ダイヤ改正以降は新鶴見のEF65牽引が定着し、八王子派出の東側にある機関車溜まりに止まっている姿が見えると運転がある証拠です。オイルターミナルの八王子基地は重油を扱わない為に入線するのはタキ1000やタキ43000がメインです。5279〜5270列車は最長16両編成ですがこちらは最長14両編成になります。

○8469列車…元々は川崎貨物→西上田のOT専用列車のスジを平成14年3月ダイヤ改正の設定見直しで臨時列車に変更。中央東線のオイル専用列車はタキ43000、タキ1000クラスでは最長17両編成が限度で浮島町→西上田、根岸→長野・村井、浜五井→南松本と各列車から溢れた分の輸送力を補う格好で連結され、他の列車がお皿一枚分の料理に例えるとこちらは少しずつ小分けして盛られている感じです。特筆すべき点では平成16年10月に発生した新潟県中越地震の影響で上越線が寸断されて千鳥町→二本木へ送る日本曹達のタキ22900(他にJOTのタキ22900、タキ11800、タキ26000)がこの列車を利用して送られた事があります。

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コメント

こんどのプログをコピイさせてもらいました。これからもよろしくお願いします。

投稿: 嘉森霙一 | 2006年10月26日 (木) 11:49

2081レ,5481レを追っております,EF65-1111,と申します.
初めまして.

中央線の貨物の情報,興味深く見させていただきました.

投稿: EF65-1111 | 2006年10月26日 (木) 21:17

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